お知らせ

2020年5月から、セカンドライフの情報は仮想生活ガイドというサイトにまとめていくように変更しました。
天使になりたくてのこれまでの情報は今後も過去ログとして残しておきますけれど、新しい情報は仮想生活ガイドをご覧ください^^

2009年8月28日金曜日

「テーマアイランド」で、今すぐ夢の世界を

今までは、

 物が作れない

 売ってるものを探すのも大変

ましてや、

 誰かに頼んで作ってもらうなんて、
 いったいいくら掛かるやら…@@

ということで、

 SIM が欲しいけど、
 なかなか手が出せない

という人も、少なくなかったように思います。


でも、今は違います。

なんとリンデン自ら、

 テーマに沿って構築済みのプライベート SIM

を、


テーマアイランド(Themed Private Regions)


として販売を始めたからです^^

 The New SecondLife.com
 https://blogs.secondlife.com/community/features/blog/2009/08/26/the-new-secondlifecom


今回、販売開始されたのは、
以下の 4 種類のテーマを持ったプライベート SIM です。

 ・コンファレンスセンター(The Conference Center)



  ビジネスでの会議の場や、
  美術館などに最適な建物
  「コンファレンスセンター」がある SIM です。

  メディアスクリーンや家具なども用意されていますので、
  購入後すぐ、バーチャル会議などを始めることが出来ます。

   実物:http://slurl.com/secondlife/The%20Conference%20Center/120/89/23

 ・ムーンベース(Moonbase)



  月面基地のような世界の SIM です。

  SF 映画に出てくるような、
  迷路のように複雑な構造となった基地が、
  見事に再現されています。

  実際に乗れるシャトルクラフトなどの乗り物が付いてくるのはもちろん、
  基地自体にも様々な動く仕掛けが用意してありますので、
  SF 好きな人にはたまらない SIM だと思います。

   実物:http://slurl.com/secondlife/Moonbase/132/131/48

 ・バロニアルキャッスル(Baronial Castle)



  山頂に小さなお城がある島を
  イメージした SIM です。

  お城は、実際に生活出来るように作られていますので、
  お姫さま気分に浸ったり、
  友達同士でロールプレイを楽しむことも出来ます。

  島のほとんどは緑に覆われていますので、
  自然の中でゆったり過ごしたい人にも
  最適な SIM だと思います。

   実物:http://slurl.com/secondlife/Baronial%20Castle/39/70/24

 ・シアター(The Theatre)



  大きな劇場がある SIM です。

  外国の劇場のような雰囲気をそのまま再現した外観はもちろん、
  中も、本物の劇場そっくりに作り込まれています。

  もちろん、見た目だけではなくて、
  コンサートやパフォーマンス、映画の上映などが実際に出来るように、
  スクリーン、照明、舞台装置などが制御出来る
  コントロール室とコントロールパネルも完備してあります。

  この SIM を購入するだけで、
  劇場でのイベントは
  すぐに開催することが出来ます。

   実物:http://slurl.com/secondlife/The%20Theatre/87/128/26

  ※シアター(The Theatre)は、フルリュージョンのみ

いずれも、

 SIM の造成
 建築物の設置

などが全部出来あがっているものが納品されます。

なので、
届いたその日から、
その世界を
思う存分楽しむことが出来ます。


価格は、

 ■フルリュージョン

  初期費用:USD$1200
  月額費用:USD$295

 ■ホームステッド

  初期費用:USD$450
  月額費用:USD$125

  (ホームステッドは、
   フルリュージョンを持っている SIM オーナーのみ注文出来ます)

です。

月額費用は、
普通の SIM と変わりません。

初期費用が、
造成や建築物代程度に高くなっているだけです。


物作りが出来ない人はもちろん、
実際に見てみると分かるのですが、
物作りが出来る人であっても、

 ちゃんと作り込まれてるなー

と思う感じにどこも仕上がっていますので、
そういう意味では、
幅広く受け入れられそうな製品のように思います^^


ちなみに、テーマは今後も追加される予定になっているそうです。

 「南の島」

みたいなテーマが出てくれば、
結構人気が出てくるものになるかもしれないですね。
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2009年8月27日木曜日

セカンドライフ公式サイト、リニューアル

セカンドライフの公式サイトがリニューアルされました。


 The New SecondLife.com
 https://blogs.secondlife.com/community/features/blog/2009/08/26/the-new-secondlifecom

 Search on the Web: Overhauled Outside and In
 https://blogs.secondlife.com/community/technology/blog/2009/08/26/search-on-the-web-overhauled-outside-and-in

●サイト全体が新しいデザインに変更になりました


●日本語、ドイツ語、フランス語の公式サイトが、
 「secondlife.com」に統合されました


 これからは http://secondlife.com/ にアクセスするだけで、
 全ての情報が見れるようになります。

 ちなみに、
 以前の日本語版公式サイト http://jp.secondlife.com/ にアクセスすると、
 http://secondlife.com/ にリダイレクトされるようになっています。

●マイアカウントに「ダッシュボード(Dashboard)」の機能が搭載され、
 様々な情報が表示出来るようになりました。

 表示する内容のカスタマイズも可能です。


●セカンドライフビュアー 2.0 に向けて、
 ユーザー登録からの流れが改良されました

 この部分は、今後見ることが出来るそうです。

 (セカンドライフビュアー 2.0 は、現在開発中です。
  以前、「セカンドライフビュアー 2009」と呼ばれていたものです)


●Web ベースのセカンドライフマップが、
 検索とショーケースを統合した
 新しい Web ベースの世界地図になりました


 これにより、

  今いる場所の周りにどんなお店があるかなー

 といったことも調べられるようになりました。

●ランドストアがリニューアルされました

 これまでの

  プライベート SIM の購入
  オークションでの購入

 の他に、

  テーマに沿った建築済みのプライベート SIM
  「テーマアイランド(Themed Private Regions)」

  テーマに沿った建築済みのメインランド
  「開発されたメインランド(Developed Mainland)」
   (※現在、準備中です)

 の購入も出来るようになりました。


●公式サイトにショッピング機能が追加されました

 公式サイトに XStreet SL が統合されて、
 公式サイトでショッピングが出来るようになりました。



 XStreet SL のドメインは従来通り別になっていますけれど、
 公式サイトからは、
 公式サイトの一部として使えるようになっています。

 これにともない、
 XStreet SL も日本語版となっています。

●Web 検索(http://search.secondlife.com/)も
 新しいデザイン/インターフェースに変わりました



 多国語にもきちんと対応しています。

 なお、レーティングの関係で、
 Web 検索では、
 Mature と Adult のコンテンツは検索出来なくなりました。

デザインが変わっただけでなく、
様々な新要素が加わっています^^


日本人にとって一番大きなことは、
XStreet SL が日本語版になったことですね。

今までは英語版しかないということで

 XStreet SL =英語=海外のお客さん向け

という位置付けになっていましたけれど、
これで、
日本をターゲットにした販売も
可能な環境は整った感じです^^


ちなみに、このリニューアルは、
セカンドライフビュアー 2.0 を意識したものだそうです。

2.0 では、ビュアーの中もこういう雰囲気になっていくと思われますので、
今のうちから慣れておくといいかもしれないですね。
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2009年8月25日火曜日

ラッキーチェアーなども規制の対象(キャンプ取り締まり強化中)

 キャンプ取り締まり強化中
 http://sakuranoelfayray.blogspot.com/2009/08/blog-post_1879.html

の中で、

 ラッキーチェアーなども交通量に影響するので同じじゃないの?

という話がありましたけれど、

これについてさらに調べていたところ、
Jack Linden のオフィスアワーのログに、
この部分についての Jack Linden さんの見解が出ていました。

 User:Jack Linden/Office Hour/2009-05-28
 http://wiki.secondlife.com/wiki/User:Jack_Linden/Office_Hour/2009-05-28

 So if the lucky chairs are piled up to drive traffic higher then that would be a problem.

 ラッキーチェアーが
 意図的に交通量を上げるために使われているなら、
 問題です。

つまり、

 gaming traffic

には、ラッキーチェアーなども含まれるということです

目的が、

 検索でのランキングを上げる目的で、
 意図的に交通量を上げる

である限りは…


ということは、

 初心者支援の目的でキャンプを設置

であっても、それが、

 意図的な交通量の上昇=検索のランキングの上昇

に結びついてしまうなら、同じことですね…><


ただ Jack さんは、この辺のことについての対策も説明されています。

それが、

  If they are on land that isn't listed in search, then that wouldn't be a problem

 検索に出てこない土地に置いてあるなら、
 問題はありません。

という部分です。

そう、問題となるのは、

 検索のランキングに影響するように
 交通量に影響を与えてしまうものを設置する

ということなので、

 検索に出てこない土地にそれらを置く

という対策をするだけで、この問題は解決します!

キャンプも、ラッキーチェアーなどのアイテムも、その方法なら自由に置くことが出来ます^^


まとめると、

 ●検索に掲載している土地

  L$ が貰えるキャンプや
  アイテムキャンプなど、

   意図的に交通量を上昇させ、
   検索のランキングに影響するようなアイテムの設置

  は禁止

 ●検索に掲載していない土地

  この政策での規制は無し

ということですね。


ただし、

 なぜ検索の順位が上がったか?

が注目されているところですので、
キャンプのアイテムの部分だけ区画を切って検索対象外にしても、
ダメだと思います。

キャンプ目当てでそのアイテムの周りに人が集まっているなら、
その部分の土地の交通量が上がってしまいますので…

もしそこが検索の対象になっている場所であれば、
同様に規制の対象になってしまいます><

そこの部分も対策を行なうとするならば、
キャンプなどを設置する場所は、

 1.お店から離す

 2.キャンプの人が十分収容出来る広さに区画を分ける

 3.その区画を検索の対象外に設定する

 4.キャンプの場所には
   お店へのテレポートをする看板を設置する

といった対策が必要だと思います。


検索対象に出来るのは
あくまでも、

 お店での商品販売などの本来の目的/内容のみ

ということですね^^


この辺は、影響を受けるお店なども多いと思いますので、この辺に該当してしまわないかどうか、土地の設定なども含め、しっかり確認/対策された方がいいと思います。
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2009年8月24日月曜日

キャンプ取り締まり強化中

先日(8 月 21 日)の Chiyo Linden さんのオフィスアワーで、

 gaming traffic 目的のキャンプがダメなことを知らない人が多い

 すでに返却されているオブジェクト(キャンプ用アイテム)も結構出ている

という話が、ちよさん(Chiyo Linden さん)からありました。


キャンプだからといって何をしてもいいわけではなくて、

もともと、

 ・SIM 全体に影響するほど負荷を掛け続けている

 ・SIM に入れなくなるほど人を集め続けている

という場合は、
メインランドでは「迷惑行為」として取り締まりの対象となっていました。

 (プライベート SIM は自治領ですので、SIM オーナーさんの判断次第です)


2009 年春からは、

 検索での意図的なランキング上げ(gaming the Traffic score)目的

でのキャンプの運用が禁止されています。

 Conclusion to the Blog Post on Bots
 https://blogs.secondlife.com/community/land/blog/2009/04/23/conclusion-to-the-blog-post-on-bots

 Further Clarification on Bots and Camping
 https://blogs.secondlife.com/community/land/blog/2009/05/21/further-clarification-on-bots-and-camping


 検索でのランキングを上げる目的で、
 意図的に交通量を上げるために
 キャンプを運営するのは禁止

 キャンプのオーナーが、
 意図的に交通量を上げるために
 Bot の使用することも禁止

というわけです。

こちらは、メインランドだけでなく、プライベート SIM も対象となっています。

キャンプによる意図的な交通量の操作(=検索結果の操作)が問題というわけですので、キャンプ自体が悪いわけではありません。

今回の話はこちらの方で、この取り締まりが現在強化されているそうです。

この内容が取り締まりの対象となることは、

 Search Rank and Traffic
 https://blogs.secondlife.com/community/technology/blog/2009/08/21/search-rank-and-traffic

にも明記されています。


まだルール自体が明確でない部分がありますので、どこまで適用されるのかは、はっきりしない部分があります。

お店の中に過剰にキャンプチェアーを並べて、そこにたくさんの人を集めて、あたかも人気があるお店のように振る舞ったりする…というのは明らかにアウトだと思うのですが、

どの程度から「gaming the Traffic score」に該当するのかは、分かりません@@

もし、多少でも変化させることがダメなのであれば、「初心者支援」目的で運営しているキャンプも影響を受けてしまうことになりますので、その辺は気掛かりなところです。

オフィスアワーに参加されていた方からは、

 ラッキーチェアーなども交通量に影響するので同じじゃないの?

という質問が出たのですが、ちよさんはラッキーチェアーを利用したことが無いそうで、この場での明確な回答はありませんでした。

この辺は、もう少し詳細な情報(ルールの明確化も)が必要な部分だと思います。


もし、こういった目的でキャンプを設置されている方、またこれから設置されようと思っていた方は、この禁止事項に該当していないかどうか、もう一度確認をされた方がいいと思います。

 (Chiyo Linden さんのオフィスアワーより)
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交通量、集計方法の変更

セカンドライフには、人気がある土地を表す単位として、

 交通量(トラフィック)

という値があります。

交通量は、

 アバターが一定時間同じ場所(区画)にいると、
 そのアバターが持つ一日分のポイントから、
 その場所にいた分だけのポイントがその土地に割り当てられる

というようなイメージで値が変化するものです。

より多くの人が、より長くいた方が、交通量が上がるという仕組みになっています。


交通量が上がると、検索の「場所(Places)」での検索結果の順位が上がります。

 (「全て(All)」の方は、交通量以外の要素も加味して結果が出てきます)

検索のランキングの上位に表示されるということは、何かを検索して探した際に、来てもらいやすくなることを意味します。

この辺は、Google などの検索サイトの検索順位と同じです。

そのため、お店などを運営している方は、交通量の変化は非常に重要な要素として考えています。


セカンドライフの世界が 30000 SIM 近くまで広がってきたため、ここ数週間、毎日の交通量の計算が間に合わないということが発生し、土地のオーナーさんを困らせることになっています。

そこで、システムの負荷を軽減し、計算を確実に行なわせるようにするために、この集計システムを変更することにしたそうです。

さらに、交通量の計算方法も変更することにしたそうです。


 Changes to the Traffic Scoring
 https://blogs.secondlife.com/community/land/blog/2009/08/21/changes-to-the-traffic-scoring

 Search Rank and Traffic
 https://blogs.secondlife.com/community/technology/blog/2009/08/21/search-rank-and-traffic

交通量は今後、

 その土地を訪問した人が滞在していた時間の秒数を、
 60 で割ったものを四捨五入した値(分)

 太平洋標準時(PSD/PST)の午前 1 時に
 前日分を表示

という分かりやすい形になるそうです。

この変更は、2009 年 8 月 31 日(PST)に行われます。
住人がこの結果を見れるようになるのは、2009 年 9 月 1 日(PST)からです。

この変化は、ほとんどの場所にはそれほど影響は無いと、リンデン側は予測しています。
この値は、検索のランキングにも影響しますが、これも同様に影響は少ないと予測しています。


住人に対してほとんど影響が無いはずなのに、こういった発表を行なったのは、検索チームと一緒に記事を出してきたところからも分かるように、検索のランキングへの影響を考えてのことだと思われます。

今のところは特に大きな変化はありませんが、現在進行中の

 gaming the Traffic score(ランキング上げゲーム)の取り締まり

や、今秋に予定されている

 Bot の取り締まり

に対しての土地および検索システム側からの布石のようなものだと考えられます。

 Conclusion to the Blog Post on Bots
 https://blogs.secondlife.com/community/land/blog/2009/04/23/conclusion-to-the-blog-post-on-bots

 Further Clarification on Bots and Camping
 https://blogs.secondlife.com/community/land/blog/2009/05/21/further-clarification-on-bots-and-camping

そのため、検索の計算方法まで変更可能にするという、内部的には大きな変更を行なったのだと思われます。

もしかすると、

 Bot に関しては交通量を計算しない

など、今後新たな対策が出てくるかもしれませんので、この辺は引き続き注意して見ておく必要がある部分だと思います。
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2009年8月22日土曜日

アバターに電話がかけられるサービス「AvaLine」開始!

セカンドライフのアバターに、現実世界の電話から電話がかけられるサービス「AvaLine」が、開始されました。




これは、2009 年 5 月からベータ版として公開されていたものの、正式版です。

 Over 15 Billion Voice Minutes Served
 https://blogs.secondlife.com/community/features/blog/2009/05/19/over-15-billion-voice-minutes-served

これまでのセカンドライフでは、ボイスチャットの機能がインワールドに用意されていましたが、セカンドライフの世界の外とはコミュニケーションを取ることが出来ませんでした。

今回サービスが始まった「AvaLine」を使用することで、セカンドライフの住人は、一般の電話とコミュニケーションを取ることが出来るようになります。

●アバターへの電話の掛け方

 1.近くのアクセス番号に電話をします

   世界の 40 以上の都市で利用可能です。

   日本でも、以下の番号で利用が可能です。

    東京:03-4520-9712
    大阪:06-4560-4024

 2.アバターの接続コードを入力します

 3.アバターがオンラインで、
   かつ相手が受け入れてくれるなら、
   話を始めることが出来ます。

   相手がオフラインまたは受け入れない場合は、
   ボイスメールにメッセージを残すことが出来ます。

●利用料金

 電話をかける人:アクセス番号までの電話代

 電話を受ける人:AvaLine 利用料(接続コードの利用料)

●アバター側での AvaLine の利用方法

 1.http://secondlife.com/avaline にログインします

 2.「Manage Your AvaLine」ボタンを押します

 3.あなたが希望するサービスと支払い頻度を選びます

 4.あなたのアバターへの接続コードが表示されます

 接続コードは、複数取得することも出来ます。

●接続コードの利用料

 月額 :L$1500
 年払い:L$14400(月額 L$1200)

●ボイスメールの利用方法

 1.http://secondlife.com/avaline にログインします

 2.「Manage Your Voicemail」ボタンを押します

 3.メールアドレスを入力します

 4.「enable voicemail」にチェックを入れます

 5.「Apply」ボタンを押します

 これで、入力したメールアドレスにボイスメールが届くようになります。

 2009 年中は、
 ボイスメールの利用料は無料です。

●ベータ版を利用していた方へ

 1.サポートポータル(http://secondlife.com/support)にログインします

 2.AvaLine Beta Migration Ticket を開いてください

 3.「AvaLine」の項目を全て埋めてください

 2009 年 9 月 1 日より、
 ベータ版と同じ接続コードで
 通常のサービス(有料)が利用出来るようになります。

●2009 年 8 月 31 日までのお得なサービス

 ・開始月の月額費用は無料

 ・2009 年中は、ボイスメールの利用料は無料

 ・先着 500 名様に、フラダンス仕様のリンデンベアをプレゼント


設定して料金さえ支払うようにすれば、セカンドライフの外からの電話を、ボイスチャットと同じ感じで受けることが出来るようになる…ということですね。

セカンドライフにイン出来ない環境にいたとしても、インワールドの人と携帯電話などで話すことが出来るわけですから、そういうことが必要な人にとっては、便利なサービスですね。


月 L$1500 というのは一見高いようにも見えますけれど、
同様のサービスである SkypeIn では

 オンライン番号SkypeIn
 http://www.skype.com/intl/ja/allfeatures/onlinenumber/

 ・海外

  月額:US$5.95

 ・日本

  3ヶ月:2250円
  年間 :7500円

ですので、
出来ることは違いますけど、ほぼ同等の価格設定のようです。

L$ で支払い出来るところからも、よりセカンドライフに特化していますので、あとはそこでどれだけメリットを感じられるか次第だと思います。


現在は、セカンドライフ(アバター)から一般の電話に電話をかけることは出来ません。

詳しい説明は、日本語版ナレッジベースにもありますので、そちらも見てみてください。

 AvaLineに関する良くある質問集 (KB)
 http://wiki.secondlife.com/wiki/AvaLineに関する良くある質問集_(KB)
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2009年8月19日水曜日

セカンドライフビュアーに、メディアプラグイン機能搭載

次期セカンドライフビュアー(1.24)に
様々なメディアの表示が可能となる、

 メディアプラグイン機能

が搭載されることが発表されました。

また同時に、
メディアの描画が可能となるプラグイン機能「LLMedia API」の仕様および、
プラグイン機能を搭載した開発中バージョンのビュアー
「CommunityDeveloper 1.24.4」も公開されました。




これまでのセカンドライフビュアーでは、
土地のメディアでは

 QuickTime でサポートされているメディア

または

 ビュアーが標準で対応したメディア(Web コンテンツなど)

しか、
表示することが出来ませんでした。

もし、ビュアーで対応していないメディアを表示したい場合は、

 ・Web ブラウザなどを開いて、そちらで見てもらう

 ・セカンドライフビュアーで公式にサポートされるのを待つ

 ・QuickTime でサポートされるのを待つ

という方法しかありませんでした。

しかし、メディアプラグイン機能が搭載されることで、
今まで見ることが出来なかった

 Flash ビデオ
 Windows Media

などなど、様々なメディアが
インワールドにいながら見れるようになる可能性が出てきました。


LLMedia API の仕様は公開されていますので、
サードパーティーの開発者は
この仕様に基づいて
プラグインを作成することが出来ます。

 Media Rendering Plugin Framework
 http://wiki.secondlife.com/wiki/Media_Rendering_Plugin_Framework

ちなみに、
公開されているサンプルでは、

 ・Active X 版 Flash 用プラグイン

 ・QuickTime 用プラグイン

 ・Webkit を使用した Web コンテンツ表示用プラグイン

が用意されています。

また、CommunityDeveloper 1.24.4 の Mac 版には

 ・Awesomium

 ・QuickTime

 ・Webkit

のメディアプラグインが
標準で付いてきています。

このことからも、
セカンドライフでのメディア再生は、
今後大きく変わっていく可能性があります。
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2009年8月17日月曜日

住人がリンデンのお仕事に参加出来るようになる計画

セカンドライフの住人の中には、

 エキスパート(専門家)

の人がたくさんいます。

そういった方々の中から
希望する人に、

 LiveWork
 https://www.livework.com/

というサイトを通して、
リンデンのお仕事を依頼するという計画を始めるそうです。


Help needed from the Second Life community
https://blogs.secondlife.com/community/community/support/blog/2009/08/12/help-needed-from-the-second-life-community

今までも、

 メンター(Second Life Mentor)

などの公式ボランティアプログラムはありましたが、

ボランティアはあくまでもボランティアで、
お仕事ではありませんので、
ボランティアだけでは出来ないことも
たくさんありました。

また、
リンデンの社員を増やせばいい…とは言っても、
そういう部分もなかなか難しいと思います。

そこで様々な方法を検討した結果、

 LiveWork のサービスを通して、
 エキスパートの人にお仕事を依頼しよう!

という形になったそうです。

もしこういった計画に興味がある場合は、

 1.LiveWork に登録する

 2.どういう経験があるかなどの
   プロフィールを作成する

 3.関心があるプロジェクトを探す

という方法で参加して欲しいそうです。

お仕事を外部に委託するという形になっていますので、
もちろん、
仕事の成果に応じた報酬を得ることが出来ます。

 本当はボランティアとして活動したいんだけど、
 生活とかいろいろあるので、
 お仕事という形じゃないと無理なのよねー><

といった理由で、
ボランティアという形での
コミュニティーの支援を諦めていた方もいらっしゃると思いますけれど、

この計画は、その部分を埋めてくれるものになりそうな感じですので、
そういう方は、ぜひチェックしてみられることをお勧めします^^

この計画は、まもなく
パイロット版という形でスタートするそうです。


ちなみに、

 日本から参加出来るの?
 日本語で参加出来るの?
 日本語のプロジェクトがあるの?

などの部分は、
まだ分かりません。

こういうのは、
特に日本で一番必要とされているものだと思いますので、
その辺も出来るようになるといいですねー^^
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2009年8月16日日曜日

XStreet SL の掲載ガイドライン改定

XStreet SL での商品の掲載などのガイドラインが
改定になりました。




XStreet SL に商品を掲載している方は、
しっかりこの内容を把握して、
自分の商品がこのガイドラインに違反していないかどうかを
再チェックされた方がいいと思います。


●ブランドのガイドライン

 ブランドは、
 品質と信用をお買い物をするお客さんに示すものですので、
 非常に大事なものです。

 紛らわしいブランドは、
 お客さんにとって紛らわしいだけでなく、
 そのブランドの所有者の
 知的財産権を侵害してしまうことがあります。

 そのため、XStreet SL では
 その明確な基準について
 ガイドラインが設けられています。

  Marketplace - Listing Guidelines
  https://www.xstreetsl.com/modules.php?name=Content&pa=showpage&pid=22

 の「Branding Guidelines」の部分を読んで、
 適切なブランドの利用を心がけるようにしてください。

 セカンドライフの世界はもちろん、
 現実の世界のブランドを利用する場合も、

  ・公式として利用

  ・公式の許可を得て使用

 のいずれかしか出来ません。

 サービス名、商品名、会社名、有名人の名前など、
 既に存在するブランドを、
 勝手に利用することはセカンドライフでも出来ません。

 ここでのブランドには、
 「ブランド名」だけでなくて、
 その商品/人などそのものも含まれるようです。

 つまり、
 映画やアニメのキャラクターなどのアバターを作ったとしても、
 それらの権利保有者(知的財産権を持っている人)の許可無しには、
 今後は XStreet SL には掲載することは出来なくなります。

 これは、洋服、アクセサリー、車など
 全てのものに適用されます。

 また、ブランド名などの一部を

  S->$

 のような形で変えて表現するようなことも
 禁止されます。

 権利保有者の許可が無い限りは、
 純粋に自分が作った商品およびブランドしか
 XStreet SL では掲載(販売)出来なくなります。

●現実世界の商品やサービスの掲載禁止

 XStreet SL に掲載可能なのは、
 セカンドライフの市場内のコンテンツとサービスのみです。

 現実の世界の商品やサービスは、
 掲載することが出来ません。

●キーワードスパムの禁止

 その商品の掲載に必要のないキーワードを説明に入れたりして、
 XStreet SL での検索を混乱させることは禁止されます。

 これにより、お客さんは、
 より確実に希望する商品にたどり着くことが出来るようになります。


この改定は、
2009 年 9 月 14 日から施行されます。

もしこの内容に該当してしまう商品を掲載している場合は、
9 月 13 日までに
その掲載内容の修正または削除を行なう必要があります。

9 月 14 日以降、このガイドラインに従っていない商品は、
リンデンラボから
掲載の取り消し(削除)が行われますのでご注意ください。


今回は XStreet SL だけの発表になっていますけれど、
内容的には、
いつインワールドに適用されてもおかしくない雰囲気の内容ですね。

もしそうなれば、かなりの商品が影響してしまうと思いますので、
今後の動向に注目しておく必要がありそうです。
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新しくなったリンデンドル API




セカンドライフの複雑なシステムの中には、

 リンデンドル API

と呼ばれる機能があるそうです。

 (これはセカンドライフのシステムの内部に存在している機能で、
  一般には公開されていません)

それはセカンドライフのシステムのあちこちに存在していて、
住人間のお金のやり取りなどを司っていたそうです。

その機能を簡素化するためのプロジェクトが昨年発足し、
1 ヶ月前に、その成果がシステムに導入されたそうです。

システムに複雑に絡み合っていたこの機能は、
12 の機能のみのシンプルな API となって、
現在のシステムに実装されているそうです。

と言っても、
私たち住人にはそれは分かりません。

それは、
これまでのシステムと同じように動くように作られているからです。

では、なぜそれが行われたのでしょうか?

それは、
これまで要望があっても
複雑なシステムの制約上なかなか実現出来なかったことを
これから実現していくためだそうです。

それがどんなものかは、
具体的な内容はこの記事には書かれていませんけれど、
今後、リンデンドルに関連した新しいサービスが
出てくる可能性があるようです^^
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2009年8月14日金曜日

コンテンツ管理についての今後の政策

長い内容なのでご紹介が遅れてしまいましたけれど><、

リンデンラボのコンテンツ管理についての
今後の政策が発表されていますので
ご紹介します^^




この内容は、物作りしている人はもちろん、
お店で商品を買うだけといった人にも大事なことですので、
ぜひ読んでみてください。


●著作権侵害の際の被害の申告方法の改良

 セカンドライフ内のコンテンツで著作権侵害の被害を受けた場合、
 セカンドライフを運営しているリンデンラボはアメリカにあるため、
 被害を受けた人が日本在住でも、
 アメリカの法律に基づいて被害の申告を行なわなければなりません。

 その際に提出を求められるのが、

  デジタルミレニアム著作権法(DMCA)
  http://ja.wikipedia.org/wiki/デジタルミレニアム著作権法

 に基づいた資料です。

 従来はこの資料を、
 FAX でリンデンラボへ送る必要がありました。

 これが、
 今後 Web フォームから送ることが出来るようになります。

  日本からアメリカまで FAX で?

 という部分も、
 この問題の一つの障害になっていた部分がありましたので、
 これはいい改善だと思います^^

●新しいコンテンツのライセンス機能

 今までのセカンドライフのパーミッションシステムでは、
 現在存在している様々なライセンスに
 対応出来ない部分が出てきてしまっています。

 特に、オープンソースプロジェクトのようなケースでよくある、

  フルパーミッションだけど
  それ自身の販売は不可

 というような設定は、
 現在のパーミッションシステムでは不可能です。

 また、同様の問題は、
 企業向けグリッドで
 セカンドライフのコンテンツを利用したい場合にも出てきます。

 そこで、それらを解決する
 新しいコンテンツのライセンス機能の計画が、
 年末までに発表されるそうです。

 こういったものが導入されると、
 今までにない形態の商品も生まれてくるかもしれませんので、
 (純粋な「ギフト商品」も出来るかも…)
 この辺はすごく楽しみですね^^

●コピーツールの開発に関して

 セカンドライフのコンテンツをコピーするツールは、

  自分が作ったもののバックアップを、
  ローカルなどの環境にとっておきたい

 という人には有用ですけれど、
 他人のものをコピー出来てしまうという、
 悪用される可能性がある危険な面も持っています。

 こういったケースでの著作権を保護するため、
 コピーツールを作る人には以下の内容が求められます。

  (ルールという決められたものではなくて、
   まだ、慣習的な要望という位置付けです)

  ・コピーツールのユーザーが、
   セカンドライフからコピーしようとしているコンテンツの
   「クリエーター」と一致していること

  ・セカンドライフの「持ち物」の内容全てを
   簡単にコピー出来ないようにすること

  ・セカンドライフの世界で設定されていた、
   「クリエーター」およびその他の情報を保存すること

 これらが守られる限りは、
 他人のものをコピーすることは出来なくなりますので、
 コピーツールを使っての知的財産権(著作権)侵害といったことは
 発生しなくなります。

 これらを、
 コピーツール開発の標準的な方法として
 推し進めていくそうです。

 今までも、
 CopyBot やそれに関連するソフトを使ってコンテンツを盗むことは、
 利用規約違反でアカウント停止などの措置になっていましたけれど、

 それに加えて、
 そういったツールを作る人にも
 自主規制的なものを求めていこうとするのが、
 この方針です^^

●お店の信頼度を表す「Content Seller Program」

 コンテンツを守るという部分のもう一つの側面として、

 商品を買うお客さん側としても、
 違法コピーなどで知的財産権(著作権)を侵害されている商品を
 間違って買ってしまったりしないように、

 お店の信頼度を表す

  Content Seller Program

 という制度を導入して、

  安心してお買い物が出来るようにする

 ということを計画しているそうです。

 もちろんこれはどのお店(人)でも得られるものではなくて、

  ・本人の支払い情報が登録されていること

  ・評判が良く、利用規約違反による利用停止が無いこと

  ・コンテンツの取引がある程度あること

  ・全ての商品の知的所有権とライセンスを保有していることを
   明言すること

 という基準を満たす必要があるそうです。

 これにより、
 信頼度の高いお店でお買い物することで、

  そういうつもりはないのに、
  コピー商品を買ってしまった><

  (知らず知らずのうちに、
   コピー商品が広まるのに加担してしまった)

 ということが無い環境作りを進めていくそうです。

 お店の人にとってはもちろん、
 買う人にとってもより良い環境になるので
 いい感じですね^^

 一つ気になるのは、
 モールや再販ショップ、セレクトショップといったところが
 どういう扱いになるかですよね。

 その辺によっては、
 作者の本支店以外では買ってもらえなくなりそうな感じもありますので、
 そこはちょっと気になるところです@@

●知的財産権保護の教育

 著作権を含む、知的財産権全般の保護のための教育を
 推し進めていくそうです。

 その一つとして、
 Second Life Wiki に
 基本的な情報をまとめてあるそうです。

  Intellectual Property
  http://wiki.secondlife.com/wiki/Intellectual_Property

 また、これはすでに発表されていますが、
 Xstreet SL での商品掲載の基準も
 知的財産権保護の方針に沿って改定されています。

  Updates to XStreet SL Listing Guidelines
  https://blogs.secondlife.com/community/community/blog/2009/08/11/updates-to-xstreet-sl-listing-guidelines

 こういった具体的内容を順次発表して、
 知的財産権保護に対する理解を深めてもらい。
 より良い環境作りを行なっていくそうです。


以上です。

著作権関連の問題は、
セカンドライフのシステムの仕組み上、
なかなか対応してもらえないところもあったりしたんですけれど、
ようやくリンデンも
重い腰を上げて取り組む方向になってきたみたいです。

こういったものが導入されて、
物作りしている人にとっても、
それを使う人にとっても、
より良い環境になるといいですねー^^
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2009年8月10日月曜日

スクリプト制限について(乗り物編)

昨日書いた内容

 スクリプト制限について
 http://sakuranoelfayray.blogspot.com/2009/08/blog-post_5547.html

は一般的なアイテムの場合の話で、

 ビークル(Vehicle)

と呼ばれる乗り物の場合は、
ちょっと特殊な仕様になっているそうですので、
今日は、そこの部分を紹介してみます^^


 User:Babbage Linden/Office Hours/2009 04 22
 http://wiki.secondlife.com/wiki/User:Babbage_Linden/Office_Hours/2009_04_22#chat131

 LSL http server
 http://wiki.secondlife.com/wiki/LSL_http_server

  「Resource Limitations」の
   Vehicles are special and lazily moved to resident pools by the following logic:
  の部分


セカンドライフでは、
「乗り物」と言うと、

 装着型  :アバターに身に付けるだけの
       見た目だけだけもの

       移動はアバターの歩行

 乗り込み型:Sit で座って操作するタイプのもの

       LSL のビークルの機能を使って、
       ちゃんとした乗り物の動作をするものがほとんど

の2種類のものがあります。


前者の「装着型」は、
スカートなどの身に付けるアイテムと同じですので、
スクリプト制限が入ることになっても
アバターのメモリを消費するだけです。


特殊なのは、
後者の「乗り込み型」の方です。

普通に考えると、乗り込み型は、
地面に Rez したあと
そこにあるものに乗り込んで移動するのですから、

 1.Rez する際には、Rez する区画のメモリを使用する

 2.移動したら、移動先の区画のメモリを使用する

という感じになりそうなイメージがあると思いますが、

実際の挙動は、ちょっと複雑で、
以下のようになるそうです。

 1.Rez する際には、Rez する区画のメモリを使用する

 2.Sit すると、
   乗り物は区画のメモリを使用して動作する

   もし、区画のメモリが不足している場合は
   アバターのメモリを使用する

 3.移動する場合も同様

その乗り物がある区画のメモリを消費するというのは、
乗り物が進入した区画のプリム数が
乗り物のプリム数分影響してしまうのと同じですから
分かりやすいと思いますが、

プリム数の場合とは違って、

 足りなくなったら、
 アバターのメモリも消費する

という部分があるところは、
乗り物だけの特殊な仕様だと思われます。


区画のメモリの残量は、
そこに置いてあるもの次第で
様々に変わります。

1 プリムの木の箱しかなくても、
そこで、その区画のメモリを使い切るスクリプトが
動いていることもあるかもしれません。

もしそういう場所で乗り物を Rez したら、
乗り物で必要なほとんどのメモリが
アバターの方に要求されてしまいます。

アバターのメモリが多い場合は、それでも、

 乗れない

ということは無いのでいいとは思いますが、

スクリプトを使用している装着物が多いなどの理由で

 (HUD はもちろん、色が変わる髪、音が鳴る靴などいろいろありますからね…)

アバターのメモリが足りない場合は、

 メモリ不足で乗れない

ということが起きてしまう可能性がありそうです。

乗り物の中には、
HUD を併用して操作することもありますので、

  環境 SIM(Openspace)
  ホームステッド(Homestead)

でのメモリ量の制約次第では、
より厳しいことになることも考えられると思います。


 この商品にお乗りになる場合には、
 身に付けるものを出来るだけ減らしてお乗りください
   (最低必須メモリ 256KB)

そんな注意書きがある商品も
出てきちゃうようになるかも…@@
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2009年8月9日日曜日

スクリプト制限について

  環境 SIM(Openspace)
  ホームステッド(Homestead)

 では「スクリプト制限」が行なわれます

という発表はあったものの、
その後、公式には新しい情報が無くて、
すっかり忘れてしまった方もいらっしゃるかもしれませんけれど…w、


Babbage Linden さんのオフィスアワーでは、
そのことについての続報も
順次お知らせされています^^

 User:Babbage Linden
 http://wiki.secondlife.com/wiki/User:Babbage_Linden


 スクリプト制限って、どうやって行われるの?

というのが一番の関心事だと思いますが、
そのことについては

 User:Babbage Linden/Office Hours/2009 03 18
 http://wiki.secondlife.com/wiki/User:Babbage_Linden/Office_Hours/2009_03_18#chat88

で詳しく解説されています。

スクリプト制限は

 メモリの使用量

を制限する形で行われるそうです。

SIM では、たくさんのスクリプトが動いたりする場合、
全体のメモリが足りなくなって
スワップ(Swap)が起きてしまうことがあります。

これが、
SIM のパフォーマンスを大きく低下させる
一つの要因になっています。

特に、

  環境 SIM(Openspace)
  ホームステッド(Homestead)

では、多くの SIM が同じサーバーに同居していますので、
この影響を非常に受けやすくなっています。

このため、そもそもスワップ自体を起きないようにするために、

 各 SIM で使えるメモリ量を制限してしまおう

というのが、
今回の「スクリプト制限」です。


SIM では、区画、アバター毎に
メモリが確保される仕組みになっているそうです。

そのため、区画、アバター毎に
このメモリの使用量制限が適用されることになるそうです。

 メモリの使用量制限

と言うと、ちょっとピンと来ないかもしれないですけれど、
スクリプトで使用出来るメモリの量は、

 LSL2:16KB
 Mono:64KB

と固定されていますので、
(現時点では)スクリプトの個数が制限されるのと同じような形です。

イメージ的には、
区画、アバター毎にある、

 プリム数の制限

と同じようなものが、
スクリプトにも用意されるという感じですね。

この制限が導入されると、

  環境 SIM(Openspace)
  ホームステッド(Homestead)

では、
小さな区画でたくさんのスクリプトを動かすことが出来なくなったり
アバターでも、
これらの SIM に来ると動作しない装着物が出てくる可能性があります。

どういう風に動かなくなるか…という部分の詳細はまだ分かりませんけれど、
もしかすると、

 この区画はプリム数がいっぱいなので Rez 出来ませんでした

というエラーのように、

 この区画はメモリがいっぱいなので Rez 出来ませんでした

というようなエラーが表示されるようになってしまうかもしれません。

でも、そういう仕組みがあれば、
メモリを使いすぎて
サーバー全体のパフォーマンスが低下するということはありませんので、

  環境 SIM(Openspace)
  ホームステッド(Homestead)

のような環境では、
効果的な対策だと思われます^^


次に気になるのは、

 それがいつ導入されるの?

ということだと思いますが、
その点については、先日のオフィスアワーで
休暇中の Babbage Linden に変わって来られていた
Scouse Linden さんが答えられています。

 User:Babbage Linden/Office Hours/2009 08 05
 http://wiki.secondlife.com/wiki/User:Babbage_Linden/Office_Hours/2009_08_05

スクリプト制限は、
Second Life Server 1.30 で導入される予定になっています。

現在の Second Life Server 1.27 の次は 1.30 となり、
そのリリース時期は
1.27 がリリースされた 7 月から 3 ヶ月後の

 10 月

となる予定だそうです。

つまり、
10 月か、遅くとも 11 月頃には、
これらの SIM でのスクリプト制限が始まりそうな感じです。


もう一点、

 こういう制限が入るなら、
 自分が作ったスクリプトや
 自分が置いたものが
 どれくらいのメモリを使用しているかなどの情報が知りたい!

ということも気になると思いますが、
これは先日

 より環境にやさしいアイテム作りへ向けて
 http://sakuranoelfayray.blogspot.com/2009/07/blog-post_5154.html

で書きました通り、
スクリプト制限とほぼ同じ時期に
それらが確認出来る機能が
ビュアーに搭載される予定になっています。

ただ、Scouse Linden さんの話では、
先日 Babbage Linden さんからお話があった 1.30 ではなくて
1.32 になるということですので、
11 月から 12 月ごろにずれこみそうな雰囲気です。

それでも、出来ることは確実なようですので、
その点は安心ですね。


ざっと紹介してきましたけれど、
これである程度は

 スクリプト制限

が、どんなものか見えてきたんじゃないかなー?っと思います^^

ここから見えてくるのは、
この制限の影響を受けるのは
スクリプト屋さんだけじゃなくて、

  環境 SIM(Openspace)
  ホームステッド(Homestead)

に住んでいる方も、
かなり気にしないといけない制限のような感じというところですね。

 買ってきたものを置いてみたら、
 メモリ不足で使えなかった…><

なんてことも十分考えられると思いますので、
この辺は、

 使うだけ

の人も、
今後の動向はしっかりチェックしておいた方がいいと思います^^
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2009年8月8日土曜日

日にち間違えてました、ごめんなさい><

 8/7、8/8 ローリングリスタート、1.27.2 導入
 http://sakuranoelfayray.blogspot.com/2009/08/8788-1272_8238.html

の内容なんですけれど、

一番肝心な、日にちを間違えてました><

ごめんなさい。


原因は、PDT から JST にする際に、
日本の日付とアメリカの日付がごっちゃになってしまって、
間違えてしまったみたいです。

こちらの内容を見て予定を立てていらっしゃった方がいましたら、
本当にすみませんでした。

ごめんなさい。

今後はこういうことが無いように、
PDT(PST) <-> JST の変換ツールを導入したり、
もっとしっかり事前のチェックの方をして、
より一層正しい情報を伝えられるように頑張りますので、
よろしくお願いいたします^^


とは言っても、
ここはあくまでも私のブログ(日記)で、
日本語の公式情報やニュースサイトみたいに

 100% 正確じゃなきゃダメ!
 絶対間違っちゃダメ!

みたいなことは
求めてないところです。

出来る限り正しい情報を伝えたい…ということは頑張っていますけれど、
今回のようにミスで間違ってしまうことや、
内容を勘違いして書いてることがあったりすることも
あると思います。

その点はご了承ください。

もちろんそうことがあれば、
出来る限り正しい形に直していくことも
ちゃんと行なっていこうと思っていますので、
もしそういうミスなどを見つけた場合は、
ぜひぜひ教えてください^^

そういう感じのところですので、
こちらの情報が間違っていない時でも、

 公式の情報で確認する

ということも、
忘れないようにお願いします。


もちろん、これからも頑張っていこうと思っていますので、
今後ともよろしくお願いいたします^^
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2009年8月7日金曜日

8/7、8/8 ローリングリスタート、1.27.2 導入



 Rolling Restart for 1.27.2
 https://blogs.secondlife.com/community/technology/release/blog/2009/08/06/rolling-restart-for-1272

 Rolling Restart for server version 1.27.2
 http://status.secondlifegrid.net/2009/08/06/post715/

突然のお知らせでびっくりしてしまいましたが、
ローリングリスタートが、
すでに行われています@@

今回は、

 Second Life Server 1.27.2

導入のために行われます。

 Release Notes/Second Life Server/1.27
 http://wiki.secondlife.com/wiki/Release_Notes/Second_Life_Server/1.27

スケジュールは、以下の通りです。

 
・8/7 14:15-20時(日本時間:8/7 6:15 〜 8/7 12時)

 ・8/6 14:15-20時(日本時間:8/7 6:15 〜 8/7 12時)

  全体の半分の SIM でローリングリスタート

 
・8/8 7-12時(日本時間:8/8 23 時〜 8/9 4時)

 ・8/7 7-12時(日本時間:8/7 23 時〜 8/8 4時)

  残りの SIM でローリングリスタート

本日分は既に始まっていますので、
(すでに 1.27.2 になっているところもあります)
突然の再起動のお知らせにはご注意ください。


再起動が始まる 5 分前に、
再起動を通知するダイアログが出ます。

再起動が始まると、
ほとんどの SIM は 5 〜 10 分で復帰します。

一部の SIM は
アップグレードの関係で、
20 〜 30 分掛かることもあるそうです。

もし、30 分以上経っても SIM が復帰しない場合は、
サポートに連絡してください…だそうです^^


ローリングリスタートは、
セカンドライフの世界全ての SIM を
リンデン側で
順次再起動していくことです。

ローリングリスタートは、
メンテナンスやサーバーソフトのバージョンアップの際などに
行われます。
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2009年8月6日木曜日

HTTP Get Textures は、効果無いみたい

Snowglobe が出てすぐ、

 Advanced メニューの HTTP Get Textures を有効にすると早くなる

という情報が、あちこちから出ていました。


しかし、わたしの環境では、
「HTTP Get Textures」をオンにする前から快適な表示になっていて、
これをオンにしても全く変化はありませんでした。

また、Snowglobe 1.0 のリリースノートには

 Release Notes/Snowglobe Release/1.0
 http://wiki.secondlife.com/wiki/Release_Notes/Snowglobe_Release/1.0

 A new, general-purpose texture fetching and caching mechanism (see HTTP Texture), currently used most with the map (with more widespread use in future versions)

 新しいテクスチャーのダウンロードとキャッシュの仕組み(HTTP Texture 参照)は、現在地図で主に使用されています(他の部分での利用が可能になるのは、将来のバージョンです)

とわざわざ明記してありましたので、
HTTP Get Textures のオプションの存在意義自体、
私は疑問に感じていました。


そこで、いろいろと調べてみたのですが、
この情報の発信元となっていると思われるブログの記事は、

 Pushing the Limits II — Snowglobe and ultrafast texture download [UPDATED TWICE]
 http://gwynethllewelyn.net/2009/06/30/pushing-the-limits-ii-—-snowglobe-and-ultrafast-texture-download/

その後の調査の結果として

 マップ以外のテクスチャーは
 HTTP 経由でダウンロードされていないことを確認した

 ビュアーのコードとしては実装は終ってるけど、
 サーバー側との絡みなのか、
 まだ機能していないようだ

という内容を、
追記として伝えています。


実際私も、上の記事の追記の内容に沿って、
Advanced メニューの Texure Console で
今ダウンロードしているテクスチャーがどこ経由のものかを
あちこちの SIM で確認してみましたが、
HTTP Get Textures のオン/オフに関わらず、
通常のテクスチャーは
HTTP 経由ではダウンロードされていませんでした。


通常のテクスチャーのダウンロード状況


地図を開いた時のダウンロード状況
(この場合だけ、地図の画像が HTTP 経由(HTP)でダウンロードされています)


HTTP 経由なのは、
リンデンからも発表があったように、

 地図の表示のみ

のようです。

つまり、

 HTTP Get Textures

の設定は、
全く効果が無いと思われます。


おそらく、
Advanced メニューに「HTTP Get Textures」という項目が増えたので、

 これは、通常のテクスチャーを
 HTTP でダウンロード出来るようになる隠し機能だ!

と思って、
こういう情報が流れたのではないでしょうか。

でも実際には、
そういう機能自体、現在は根本的に機能していないようですので、
この設定を有効にしても、何の効果も無いと思われます。


Advanced メニューはもともと
ビュアーの開発者が
開発中のテストに使うようなものですので、
書いてあるものから想像したものと全然違う動作をしたり、
または全く動かなかったり、
実装が不完全で誤動作してしまう危険性さえもあるものです。

その内容がちゃんと動くと確認されたものなら大丈夫だと思いますが、
(一部の機能は、リンデンさんからも公式に紹介されています)
そうでないものは、どんな挙動をするか分かりませんので、
その辺は注意された方がいいと思います。

[補足]
HTTP Get Textures の設定は、
デフォルトではオフです。

その状態でも、
地図の画像は HTTP 経由でダウンロードされます。

HTTP Get Textures をオンにしても、
それは変わりません。

つまり、HTTP Get Textures の設定自体、
何の意味も無い状態になっているようです。
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2009年8月4日火曜日

Snowglobe 1.1.2 リリース

まだ公式ブログの方では発表されていませんが、
Snowglobe 1.1.2 が、リリースされました。


Snowglobe 1.1.2 は、
Snowglobe 1.0 に
細かい機能改善と不具合の修正を行なったものです。

 Release Notes/Snowglobe Release/1.1
 http://wiki.secondlife.com/wiki/Release_Notes/Snowglobe_Release/1.1

今回は、新機能 3 点、不具合の修正 9 点と、
すごく小さな内容のバージョンアップになっています。

でも、最新の環境で

 推奨環境ではありません

というメッセージが出てしまう不具合の修正など、
必要な改善は行なわれていますので、
1.0 でうまくいかなかった方は
再度挑戦してみてください^^

Snowglobe 1.1.2 は、
公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

 Support: Downloads
 http://secondlife.com/support/downloads.php
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