お知らせ

2020年5月から、セカンドライフの情報は仮想生活ガイドというサイトにまとめていくように変更しました。
天使になりたくてのこれまでの情報は今後も過去ログとして残しておきますけれど、新しい情報は仮想生活ガイドをご覧ください^^

2019年8月24日土曜日

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 6.1.1 〜 6.2.4

セカンドライフの公式ビュアーですが、3 月にご紹介したバージョン 6.1.0 以降の以降のバージョンをまだご紹介出来ていませんでしたので、ざっくりですけどまとめてご紹介します^^

天使になりたくて: セカンドライフ公式ビュアー バージョン 6.1.0 が公開されました


公開日バージョン種別内容リリースノート
2019 年 4 月 3 日6.1.1Love Me Render ViewermacOS での Retina 対応を含む、31 件の表示回りの件の不具合の修正や改良https://releasenotes.secondlife.com/viewer/6.1.1.525446.html
2019 年 4 月 18 日6.2.0EAM ViewerSIM の管理機能を改善https://releasenotes.secondlife.com/viewer/6.2.0.526190.html
2019 年 5 月 8 日6.2.1メンテナンスビュアー74 件の不具合の修正や改良。「touch_start()」に不具合があったため、5 月 11 日 6.2.0 に差し戻しhttps://releasenotes.secondlife.com/viewer/6.2.1.526845.html
2019 年 5 月 23 日6.2.2メンテナンスビュアーバージョン 6.2.1 での「touch_start()」への変更を削除したバージョンhttps://releasenotes.secondlife.com/viewer/6.2.2.527338.html
2019 年 6 月 18 日6.2.3Rainbow ViewerWindows でビュアーを終了した後の動画再生で発生する不具合を修正https://releasenotes.secondlife.com/viewer/6.2.3.527758.html
2019 年 8 月 13 日6.2.4Love Me Render Viewer15 件の表示回りの件の不具合の修正や改良https://releasenotes.secondlife.com/viewer/6.2.4.529638.html

下記の種別のビュアーは、定期的にリリースされているものです。

メンテナンスビュアー一般的な不具合の修正や改良を目的としたビュアー
Love Me Render ビュアー描画周りの不具合の修正や改良を目的としたビュアー


今回の中で一番大きな変更があったのは、「EAM Viewer」というコードネームが付けられたバージョン 6.2.0 です。

EAM とは「Estate Access Management」の略です。
このバージョンでは、SIM の管理機能が改善されました。

Estate Management Tool has a Shiny New Coat of Paint - Land - Second Life Community

バージョン 6.1.1 まで不動産タブにあったエステートマネージャーや住人の管理の機能が、バージョン 6.2.0 からは新設された「アクセス」タブに移動しました。

バージョン 6.1.1 まで

バージョン 6.2.0 以降

他にも、下記のような改良が行われています。
  • 禁止(BAN)された住人の一覧では、日時、BAN した人の名前、最終ログイン日時が表示されるようになりました。
  • 各タブ毎に、検索と並べ替えが出来るようになりました。
  • 許可と禁止の各一覧は、コピー可能になりました。
  • 一覧への追加や削除の際は、確認が表示されるようになりました。
  • エステートマネージャーに登録可能な人数が、10 人から 15 人に増えました。
SIM オーナーさんの間では「禁止(BAN)ユーザーの管理が大変!」という声が多かったそうで、ようやくですけどこの部分が改善されました^^


また SIM の管理機能だけではなくて、各区画の土地情報にあるアクセスタブにも改善が加えられています。


常に禁止するの項目に、禁止(BAN)される期間が表示されるようになりました。

ホームセキュリティーのアイテムなどで一定時間その区画に入場出来ないように土地に設定することが出来ますが、その期間が可視化されました。
この時間は、禁止(BAN)リストにユーザーを追加する際にも設定することが出来ます。

常時禁止(BAN)したい場合
一定時間禁止(BAN)したい場合


ちなみに、公式ビュアーは通常 2 週間に 1 回くらいのペースでリリースされるのですが、

6 月バージョン 6.2.3
7 月なし
8 月バージョン 6.2.4

と、6 月以降はリリースされる数が減っています。

これは、

Bakes on Meshメッシュにベイク済みテクスチャーを貼り付けられるようにするプロジェクト
Environmental Enhancement Project(EEP)WindLight の改善プロジェクト

という二つの大きな新機能が準備中だからです。

Bakes on Mesh は、ようやく来週(8/26 の週)に正式版になる見込みだそうです。
セカンドライフは、まだまだ改良が続いています^^
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2019年8月18日日曜日

Twitter アカウント「@sakuranoel」の凍結(ロック)が解除されました

Twitter 社にロックや凍結をされていたわたしのアカウント「@sakuranoel」が、解除されましたー!^^/

昨晩 Twitter 社からメールが来ていて、解除の報告とおわびの内容が書かれていたんですけれど、原因はやっぱり、システムの誤認識だったそうです><

約一ヶ月間 Twitter を利用出来ない状態が続いていましたけれど、
時間は掛かりましたけど、電話番号認証ではなくて異議申し立てを行うことで、無事復帰することが出来ました^^


ただ、Twitter にログインすると、まだフォローやフォロワーの数は 0 のままになっています。


Twitter アカウントをロックや凍結された人の話では、解除されても 1 日〜数日間はこの状態になっているそうで、その後、元の状態に戻るみたいです。
ちゃんと元に戻るなら、それくらいはゆっくり待ってようと思います。

追記:フォローやフォロワーの数は、何もしなくても 24 時間ほどで元の状態に戻りました^^

ご心配おかけしました。
これからも、よろしくお願いいたします^^
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2019年8月5日月曜日

Twitter アカウント「@sakuranoel」が Twitter 社に凍結されてしまいました

わたしの Twitter アカウント「@sakuranoel」が、今日 Twitter 社に“凍結(Suspend)”されてしまいました><


わたしのアカウントが突然ロックされてしまったのは以前お伝えした通りなんですけれど、

天使になりたくて: Twitter アカウント「@sakuranoel」が Twitter 社にロックされてしまいました

その後サポートからは何も返事が無いまま、ちょうど 2 週間経った今夜、わたしの Twitter アカウントは凍結になってしまいました><

同じようなケースの方は他にもいらっしゃるみたいで、そういう方の中には 1 か月くらいしてから返事が来て解除されたという方もいらっしゃるようですので、もう少し様子を見てみようと思っていますけれど…

言われているような違反行為はしていないのに凍結までされちゃうって、これは結構つらいですね><

早くお返事が来て、解除になって欲しいなー。
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2019年8月4日日曜日

Tilia の利用規約に同意しない場合、2019 年 11 月以降米ドル残高の利用が出来なくなります

2019 年 8 月 1 日、リンデンラボの子会社「Tilia」で“米ドル残高(US dollar balance)”の運用が開始されました。

Tilia Officially Begins Operations Today in Second Life - Commerce - Second Life Community

予想通り、日付が変わってすぐには開始されなかったようでw、Tilia アカウントの状態が公式サイトのマイアカウントに反映されるまでには数時間掛かっていました。
リンデンラボから運用開始が公式に発表されたのは、日本時間の夜になってからでした。


7 月中は Tilia の状態は全てのユーザーで一律、仮の状態の「緑のチェックマーク(✅)」表示になっていましたけれど、現在は実際の Tilia カウントの状態が表示されるようになっています。

Tilia への個人情報を提出したことが無いわたしは、今は赤いバツのマーク(❌)になっていました。


わたしは以前、年齢確認などで保険証や住所などの個人情報をリンデンラボに提出していますけれど、やっぱりそれだけではダメみたいです><

米ドルを引き出す予定がある方で、まだ Tilia に個人情報を提出していない方は、赤いバツのマーク(❌)になっていないかどうか再度確認された方がいいと思います。


今後は、米ドル残高を利用する段階になると、Tilia の利用規約に同意することが求められます。
利用規約に同意すると、Tilia アカウントが自動的に作成されて、既存のセカンドライフアカウントとリンクされます。

今回、10 月 31 日までに Tilia の利用規約に同意しない場合、11 月からは米ドル残高は利用出来なくなることが発表されました。

利用規約に同意しないと、米ドルの出金はもちろん、リンデンドルを販売してそれをリンデンラボへの支払いに回すことも出来なくなってしまいます。
米ドル残高をリンデンラボへの支払いに回している方も、Tilia のアカウントは必ず作成されるようにしてください。


11 月までに Tilia の利用規約に同意しなくても、米ドル残高が没収されるわけではありません。
米ドル残高の“利用”が出来なくなるだけです。
利用する必要がある場合は、その時点で Tilia の利用規約に同意すれば大丈夫です^^

ただし、前回ご紹介した米ドル残高の「非アクティブ料金」の件もありますので、米ドルに残高がある方は放置はしないようにしてください。
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2019年7月30日火曜日

2019 年 8 月 1 日より、米ドル残高はリンデンラボの子会社「Tilia」で取り扱われるようになります

リンデンラボは、2019 年 8 月 1 日よりリンデンラボの子会社「Tilia」で米ドル残高を取り扱うことを発表しました。

Important Changes to your Second Life Account - Introducing Tilia - Featured News - Second Life Community

Tilia FAQ - English - Second Life Community

Official Tilia Q&A Forum Thread (Related Questions Only) - General Discussion Forum - Second Life Community

Learn More About Tilia: Second Life Town Hall Event on July 12 - Featured News - Second Life Community


Information About Privacy and Security in Tilia - Tools and Technology - Second Life Community

“米ドル残高(US dollar balance)”は、セカンドライフでリンデンドルをドルに換金したものです。

マイアカウントに表示されている米ドル残高

アカウントの残高 - 日本語 - Second Life Community

米ドル残高は、下記の用途に使用することが出来ます。
  • プレミアムアカウントの料金
  • メインランドの土地の維持費
  • プライベート SIM の購入費/維持費
  • リンデンドルの購入
  • PayPal や Skrill アカウントへの送金
米ドル残高がある場合は、登録済みの支払い方法(クレジットカード/PayPalなど)からの引き落としの前に、これらの支払いに米ドル残高が使用されます。
米ドル残高が無い場合は、登録済みの支払い方法から支払いが行われます。

米ドル残高は、登録済みの支払い方法から直接入金することは出来ません。
リンデンドルを売却した場合のみ、その額に応じたドルを加算することが出来ます。


米ドル残高は、リンデンドルと違ってリアルマネー(現金)ですので、リンデンラボには厳しく資金の管理を行うことがアメリカ政府から課せられています。
今回の施策はその流れの一環で、リアルマネーの管理を専門に行う会社として、リンデンラボは子会社「Tilia」を作ったそうです。

2019 年 8 月 1 日からは、米ドル残高の管理は Tilia にて行われるようになります。


8 月 1 日以降セカンドライフ公式サイトで米ドル残高を利用するユーザーは、Tilia の利用規約に同意する必要があります。
利用規約に同意しない場合は、米ドル残高を利用することは出来なくなります。

Tilia の利用規約に同意した場合は、Tilia アカウントが自動的に作成され、米ドル残高はそちらで管理されるようになります。
Tilia アカウントは、セカンドライフアカウントと連動します。
セカンドライフアカウントで公式サイトにログインすることで、Tilia アカウントも利用した状態になります。


Tilia アカウントを作成した場合は、下記のものはこれまでと同様に米ドル残高でも利用することが出来ます。
  • プレミアムアカウントの料金
  • メインランドの土地の維持費
  • プライベート SIM の購入費/維持費
  • 米ドル残高でのリンデンドルの購入
PayPal や Skrill アカウントへのドルの送金に関しては、Tilia アカウントを作成しただけでは利用出来なくなります。

米ドルの送金を行うためには、Tilia に対して個人情報を提出する必要があります。

下記のいずれかの証明書の提出が必要です。
  • パスポート
  • 運転免許証
  • 米国のユーザーは社会保障番号
  • 米国外のユーザーは政府発行の写真付き身分証明書
いずれの証明書も持っていないという場合は、8 月 1 日以降サポートに相談してください…だそうです。

米国外のユーザーは、住所確認のために下記のいずれかの情報の提出も必要です。
  • 公共料金の請求書
  • 銀行、クレジットカード、または財務諸表
  • 携帯電話代
  • 賃貸契約またはリース
  • 税金フォーム
  • 有権者登録
  • 保険明細書
いずれも 3 ヶ月以内のもので、住所を含めた文書全体が明確に写っていている必要があります。

米ドルの送金は、8 月 1 日以降 18 歳以上でないと出来なくなります。

過去にリンデンラボに個人情報を提出してたユーザーは、Tilia に対して再度提出しなくてもいい場合もあるそうです。
貯金アカウントへの L$ の送金で個人情報求められた人や、初期の年齢確認で個人情報を提出した方はこれに該当すると思われます。
ただし、Tilia が必要と判断した場合は、それらのユーザーも再度提出を求められることがあるそうです。
個人情報を提出する必要がある場合は、8 月 1 日以降の送金時にその旨表示されるそうですので、そちらの指示に従うようにしてください。


Tilia へ個人情報の提出が必要かどうかは、マイアカウントの「支払情報」で確認することが出来ます。

Voluntary Regulatory Information Submission - Commerce - Second Life Community

支払情報のページの米ドル残高の下に、Tilia への個人情報の提出状況が確認出来る項目が追加されました。



ここでは Tilia アカウントの状態に応じて、下記の二つの状態のいずれかのものが表示されます。

個人情報が提出済みの場合✅ We have all the information we require to process credit from your Tilia account. Thank you!
個人情報が未提出の場合❌ We may need some additional information in older to process credit from your Tilia account.

先日この仕組みが導入された段階では全ての人が赤いバツのマーク(❌)だったのですが、現在は全てのユーザーの方に前者の“提出済み”のマーク(✅)の表示が行われています。
これは、

みんなが、すでに 8 月 1 日以降の Tilia 用の個人情報が提出済みの扱いになっている

というわけではなくて、7 月 31 日までは個人情報の提出は必須ではないということで、仮でこの表示になっているそうです。


本来は、現時点でも Tilia アカウントの状態が正しく表示されるようにすべきだとは思うのですが、今からその辺の変更を行って新たな不具合が出てしまうとさらに混乱してしまいますので、現段階ではその点は修正しないことにしたそうです。

今、緑のチェックマーク(✅)が表示されていてもそれは Tilia アカウントの正しい状況を表しているわけではありませんので、その辺を確認したい方は 8 月 1 日以降に確認するようにしてください。


ただ、当日の移行作業でのトラブルも想定されますので、日本時間 8 月 1 日 16 時にすぐに Tilia が利用可能になるかどうかはまだ分かりません。

8 月 1 日やその近辺で米ドルの出金を行う予定になっている方で、8 月 1 日当日に確認だと困るという方は、今でも事前に個人情報の提出を行うことが出来ます。
その場合は、下記のページで提出を行ってください。



Tilia で個人情報を求められるのは、米ドルを出金する場合のみです。
それ以外で求められることはありません。

個人情報の提出の対象になるのは、

土地のレンタル料やお店の利益をリアルマネーで出金したい

といった人だけです。

リアルマネーでの出金をしない方は、Tilia から個人情報を求められることはありません。

わたしは、リンデンドルをクレジットカードで購入して
お買い物するだけ!

という人には全く関係ない話ですので、その辺間違えないようにしてください^^


Tilia アカウントになって大きく変わる点として、アクティブでないユーザーの米ドル残高の扱いがあります。

これまでは、アカウントにリンデンドルや米ドル残高がある状態でセカンドライフを利用しなくなっても、それらのお金はセカンドライフが続く限り維持され続けていました。

2019 年 8 月 1 日以降、1 年以上非アクティブのアカウントに対しては、米ドル残高の維持に手数料である「非アクティブ料金」が課されることになりました。

1 年以上非アクティブのアカウントで米ドル残高がある場合は、毎月米ドル残高から手数料が引かれていきます。

米ドル残高がゼロになった場合は、非アクティブ料金は引かれません。
非アクティブ料金が課せられるのは、あくまでも米ドル残高がある場合のみです。

何年間も放置した結果、非アクティブ料金がたまってクレジットカードに請求が来る…なんてことはありませんので、その辺は安心してください^^

非アクティブアカウントにならないためには、最低 1 年に 1 度セカンドライフの公式サイトにログインして Tilia の情報にアクセスすれば大丈夫だそうです。

非アクティブ料金が適用されるのは、米ドル残高だけです。
リンデンドルには影響はありません。

非アクティブ料金は、リンデンドルを米ドル残高に換金するだけで対象になります。
貯金アカウントで米ドルを貯金していた方(たとえば、高いレートの時に換金してそのままにしてるような場合)は、今後は非アクティブ料金の対象になってしまいますので、注意してください。


まとめると、

リンデンドルだけを扱っている人影響なし
リンデンドルを米ドルにしている人影響あり、個人情報の提出は必須ではない、非アクティブ料金に注意
米ドルを PayPal 経由で出金する人影響あり、個人情報の提出必須

という感じです。

この辺に気をつければ大丈夫です。

まずは、8 月 1 日に Tilia が無事に稼働出来るといいですね^^
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2019年7月25日木曜日

Twitter アカウント「@sakuranoel」が Twitter 社にロックされてしまいました

わたしの Twitter アカウント「@sakuranoel」が、日曜日の夜突然、Twitter 社にロックされてしまいました><

ロックされた状態の Twitter のログイン画面

ロックされたアカウントのタイムライン

ロックされていても、タイムラインの「プロフィールを表示する」ボタンを押すことで、タイムラインを見ることは出来ます。

ロックされた画面にはその理由として、

自動化に関する Twitter ルールに違反していると思われます

と書かれているんですけれど、選挙速報のテレビを見ながら普通にツイートしてただけの時で、全く心当たりがありません@@


ロックされた画面には、アカウントのロックを解除する方法として
  • Google reCAPTCHAチャレンジに合格
  • 電話番号を確認してください。
と書かれてあります。

“電話番号認証をすればロックを解除してあげますよ”

ということみたいなんですけれど、わたしはそもそも“自動化”に該当するようなことはしていませんので、そういう状態で勝手にロックされたり、電話番号認証を求められるのはおかしいと思います!(ぷんぷん)


幸い、Twitter ではアカウントのロックなどの際に「異議申し立て」が出来る仕組みが用意されているという話を見かけたことがありましたので、そちらからすぐに異議申し立てを行ってみました。

アカウントの凍結またはロックに異議申し立てをする | ヘルプセンター


異議申し立てのページでは「返答まで2〜3日お待ちください」と表示されていたのですが、今のところまだ返事はありません。

Twitter で検索をしてみると、他にも「何もしていないのにロックされた!」という方が結構いらっしゃるようで、もしかするとサポートに大量の問い合わせが来ていて混雑しているのかもしれません。

そういうわけですので、今のところはロックが解除されるのがいつになるかはまだ分からない状況です><


もちろん、Twitter をやめるつもりはありませんし、アカウントのロックが解除されたら今まで通りつぶやいていこうと思っています。
もし復活出来ましたら、その時は今まで通りよろしくお願いいたします^^
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2019年6月22日土曜日

プライベート SIM の維持費が値下げされました

2019 年 6 月 3 日、プライベート SIM の維持費が値下げされました。

Land Price Reductions, New Premium Perks, and Pricing Changes - Featured News - Second Life Community

フルリージョンUS$249US$229
割引価格(Grandfathered/Bought Down)のフルリージョンUS$195US$179

値下げされたのは、通常のフルリージョンの SIM のみです。

今回は、以前割引価格で提供された「Grandfathered」と「Bought Down」の SIM も値下げされたのが特徴的です。
プライベート SIM を維持し続けてこられた方にとっては、うれしい値下げだと思います。

US$295 だった以前から比べると 5,000 円ほど値下がりしましたけれど、それでもまだ毎月 25,000 円ほどの維持費が必要ですので、お高い買い物には変わりは無いですね><

今年末以降に予定されているという「SIM のクラウド化」でどれくらい値下がりするのかまだ分かりませんけれど、
もっともっと値下がりして、みんなで SIM を持ち寄って遊べるようになるといいですね^^
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リンデンドルをリアルマネーにする際のクレジット取引手数料が値上げされます

2019 年 6 月 24 日(日本時間 6 月 24 日 16 時〜)、リンデンドルをリアルマネーにする際のクレジット取引手数料が値上げされます。


Land Price Reductions, New Premium Perks, and Pricing Changes - Featured News - Second Life Community

リンデンドルは、リアルマネー(US$)に換金することが出来ます。

換金した US$ は、リンデンラボのプレミアムアカウント代や土地代などの支払いに使うことが出来ます。
また、PayPal や Skrill を通して出金することも可能です。

PayPal や Skrill を通して出金する際には、リンデンラボの「クレジット取引手数料」が掛かります。
今回、その手数料が値上げされることが発表されました。

1 回の手数料2.5%5%
※最低手数料はいずれもUS$3、上限なし

手数料は、これまでの倍になりました。

この影響を受けるのは、リンデンドルをリアルマネーにして出金したい下記のような人だけです。
  • お店の売り上げをリアルマネーにしたい人
  • レンタルしている土地の売上をリアルマネーにしたい人

リンデンドルを購入する際の手数料は、今回は変更ありません。
リンデンドルでお買い物をされているだけの方には影響はありませんので、間違って“リンデンドルをまとめ買い!”とかはしないようにしましょう^^
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2019 年 6 月 24 日、ベーシックアカウントのオフライン時の IM 保持数が減ります

2019 年 6 月 24 日(日本時間 6 月 24 日 16 時〜)、ベーシックアカウントの「オフライン時の IM 保持数」が減ります。

Land Price Reductions, New Premium Perks, and Pricing Changes - Featured News - Second Life Community

オフライン時の IM 保持数2515


“オフライン時の IM”には、下記のものが含まれます。
  • インスタントメッセージ(IM)
  • 持ち物のオファー
  • グループ通知
  • グループ招待

セカンドライフで他の人から届くお知らせは全て、インスタントメッセージ(IM)という扱いになっています。

ユーザーがログインしている時は、これらはすぐにビュアーに表示されます。

ユーザーがログインしていない時は、これらのメッセージはサーバーに保存されて、次回ログインした際にビュアーに表示されます。

ただ、ユーザー全員分のメッセージを全てサーバーに保存しておくのは現実的ではありませんので、その数には上限が設けられています。
メッセージがサーバーに保存される期間は 31 日ですが、この間にこの上限を超えたメッセージが届いた場合は、それらのメッセージは全て破棄されます。

その上限が、今回ベーシックアカウントでは減らされることになりました。


セカンドライフを使いこなしている方なら、

オフライン時の IM をメールで送信する設定にしておけば、いいんじゃないの?

と思われたかもしれません。


もちろんこの場合は、この上限の影響は受けません!

この設定にしておけば、ベーシックアカウントのユーザーも全てのオフラインメッセージをメールで読むことが出来ます。
(ただし、持ち物のオファーやグループ招待は“来た”ことしか分かりませんので、再送してもらう必要があります)

今のところは、メールで送信する機能を有効にしてる限り、減ってもそんなに影響が無い内容だと思います。


ただし、セカンドライフでは今後、

オフライン時のグループ通知をメールに送信しないようにする

という仕様変更が行われる予定になっています。

そうなると、オフライン時の IM 保持数が少ないベーシックアカウントのユーザーの方には、グループからの通知は見てもらいにくくなる可能性が高くなると思われます。

今後のことも考えると、“結構大きな仕様変更だった”ということになるかもしれませんので、その辺注意が必要な内容かもしれません。
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2019 年 6 月 24 日、プレミアムアカウントの特典が増えます

2019 年 6 月 24 日(日本時間 6 月 24 日 16 時〜)、プレミアムアカウントの特典が増えます。

Land Price Reductions, New Premium Perks, and Pricing Changes - Featured News - Second Life Community

増える特典は、下記の二つです。

参加可能グループ数6070
オフライン時の IM 保持数5080

いずれも、あればあるだけうれしい!というものですね^^
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セカンドライフのプレミアムアカウントの価格が値上げになります

2019 年 6 月 24 日、セカンドライフのプレミアムアカウントの価格が値上げになります。

Land Price Reductions, New Premium Perks, and Pricing Changes - Featured News - Second Life Community
Last Call for Savings on Second Life Premium! - Featured News - Second Life Community

セカンドライフのプレミアムアカウントの価格は 10 年以上据え置きだったそうですが、今後予定されている様々な改善に向けて値上げを行うことにしたそうです。

現在の価格新しい価格値上げ額
月額プランUS$9.5US$11.99US$2.49
四半期プランUS$22.5US$32.97US$10.47
年間プランUS$72US$99US$27

値上げ幅は結構大きくて、年間払いで 3000 円くらいの値上げになります。

そのためいきなり変更するのでは無くて、6 月 23 日中(日本時間 6 月 24 日 15:59)までは、“次の請求 1 回限りお値段据え置き”のセールが行われています。

セールは、マイアカウントの「プレミアム会員」のページで行われています。


6 月 23 日までに“次回の請求分 1 回”を先行して購入するユーザーは、現行のお値段で購入することが出来ます。

たとえば、わたしは四半期プランで次回の更新は 8 月 8 日ですが、6 月 23 日までにその次の分のプレミアムアカウントの料金を支払うと、11 月 8 日までは現行の料金で継続することが出来ます。

セールを利用しない場合

8/811/8
現行プラン新プラン料金新プラン料金

セールを利用する場合

8/811/8
現行プラン現行プラン(セール)新プラン料金

もちろん、今のプランから年間プランや月額プランに変更したい場合も、6 月 23 日までであれば現行の料金で切り替えることが出来ます。

年払いに切り替えた場合

2019 8/82020 11/8
現行プラン現行プラン(セール)新プラン料金

月額プランや四半期プランの方は、年間プランに変更した方がお得です。

セール価格で購入出来るのは、既存のプレミアムアカウントのユーザーはもちろん、これからプレミアムアカウントになりたいと思っているユーザーも同様です。

プレミアムアカウントになりたいなーっと思っていたベーシックアカウントの方は、6 月 23 日までにプレミアムアカウントにされると、その 1 回分は現行のままのお得な値段で購入することが出来ます。

このセールは日本時間だと月曜日の夕方までですので、まだチェックされていない方はぜひチェックしてみてください^^/


ちなみに、今回のプレミアムアカウントの料金変更に合わせて四半期プランの新規受付は終了する予定でしたが、リンデンさん曰く“新しい非常に素晴らしいプレミアムプラン”(new SuperDuperPremium plan)が用意出来るまで数ヶ月間、受付は継続されることになりました。


値上げはされますけれど、四半期プランは当面現状のままです。
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2019年3月19日火曜日

マーケットプレイスの古い商品をリスティングから外す施策の第二弾が発表されました

昨年 11 月、マーケットプレイスの一定条件下のマーケットプレイスの古い商品がリスティングから外されることが発表されました。

天使になりたくて: 一定条件下のマーケットプレイスの古い商品は、リスティングから外されることになりました

この施策はすぐに実行され、その結果とユーザーからのフィードバックをうけて、2019 年 3 月 13 日に第二弾を行うことが発表されました。

Marketplace Early Spring Cleaning - Commerce - SecondLife Community

今回は、お店の人が 2 年間マーケットプレイスにログインしていない状態の場合、
  • 商品が 1 年以内に売れていない場合、その商品は非表示になります
  • そのお店のマケプレの商品が全て 1 年以内に 1 個も売れていない場合、そのストアは無効になります
と、前回よりもさらに厳しい条件になっています

この施策は、すでに開始されています
今後、マーケットプレイスのリスティングからお店や商品が消えないようにするためには、少なくとも 2 年に 1 回はマーケットプレイスにログインする必要があります。

前回同様、この施策で影響を受けるのは、マーケットプレイスのリスティングのみです。
セカンドライフのアカウントには、何も影響はありません
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2019年3月17日日曜日

行き先ガイドの場所を動画で毎週紹介する“ビデオ旅行記”が始まりました

2019 年 3 月 7 日、リンデンラボは行き先ガイドで紹介している場所を毎週動画で紹介していく“ビデオ旅行記”を始めることを発表しました。

Introducing Second Life Destinations : A New Travelogue Video Series - Featured News - SecondLife Community

YouTube のセカンドライフ公式チャンネルの「Second Life Destinations」リストには、すでに 5 本の動画が掲載されていますが、


毎週更新になってから掲載されたのは、下記の動画です。

The Pen


Skin Fair


Second Life Destinations: Skin Fair - Featured News - SecondLife Community

The Blarney Stone


Happy St. Patrick’s Day from Second Life!


写真だけでは伝わりにくいその場の雰囲気などが、動画になることでより分かりやすくなっています。

動画の長さは、60 〜 90 秒以内にするそうです。
この長さは、Twitter や Facebook などのソーシャルメディアで共有された場合に、見てもらいやすい長さを意識しているのだと思います。

セカンドライフにはこんな場所があるよ!というのを分かりやすく魅力的に知ってもらうのには、すごくいい取り組みだと思います^^

行き先ガイドのページには、この動画はまだ掲載されていません。
YouTube に行かないとその場所の動画が見れないというのはもったいないですので、行き先ガイドのページ内でも見れるようになるといいですね。
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セカンドライフ公式ビュアー バージョン 6.1.0 が公開されました

2019 年 3 月 1 日、セカンドライフ公式ビュアー バージョン  6.1.0 (524670) が公開されました。

セカンドライフ公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

Downloads | Second Life

今回のバージョンは、BugSplat ビュアーの内容が取り込まれました。

Release Notes/Second Life Release/6.1.0.524670 - Second Life Wiki

41 件の不具合の修正や改良などが行なわれています。
主な変更点は、下記の通りです。
  • クラッシュリポーターが、Google Breakpad から BugSplat に変わりました
  • ビュアーの起動プロセスの変更

BugSplat


アプリケーションが強制終了してしまった際に、

不具合を報告しますか?

というような内容が書かれたポップアップが開くことがありますよね?

これは、アプリケーションがクラッシュしたことを検知した場合に、自動的に起動される「クラッシュリポーター」と呼ばれるプログラムです。

クラッシュリポーターは、アプリケーションでクラッシュが発生した際の情報を作者に伝えて、その不具合の改善に繋げられるようにする仕組みです。

アプリケーションのクラッシュは突然起きてしまうことが多く、様々な要因が絡んでいるためになかなか再現しずらいものもあったりしますので、クラッシュリポーターで報告される情報というのは作者にとってすごく有用な情報です。

そのため、多くのアプリケーションでクラッシュリポーターが導入されています。

セカンドライフの公式ビュアーもクラッシュリポーターが内蔵されていて、ビュアーがクラッシュした際に表示されるようになっています。

これまでは、公式ビュアーのクラッシュリポーターは「Google Breakpad」を使用したリンデンラボ社内で運用されているシステムが利用されていたのですが、今回のバージョンから外部サービスの BugSplat が採用されることになりました。

Crash reporting powered by BugSplat

BugSplat は、League of Legends などのゲームや様々なアプリケーションで利用されているクラッシュリポーターです。


macOS や Windows はもちろん、Linux もサポートしています。
また、様々な開発環境もサポートしています。

集めた情報は Web 上で分かりやすい形に集計されて見れるほか、Slack や Jira などのツールとの連携機能も標準で用意されています。


リンデンラボは既存の Google Breakpad を使った社内製のシステムでは無くて、外部サービスを利用した方がよりメリットがあると判断して、今回 BugSplat が導入されることになったそうです。

今後、公式ビュアーがクラッシュした際には BugSplat のポップアップが開くことがあるかもしれませんけれど、それはリンデンラボが公式に採用している機能ですので、安心して利用してください^^

ビュアーの起動プロセスの変更


セカンドライフ公式ビュアーは、起動時に最新版があるかどうかのバージョンチェック関連の処理が行われる関係で、起動の際の仕組みは昔から何度も改良が行われていました。

前回の改良は、バージョン 5.1.0(コードネーム:Alex Ivy ビュアー)になった際に行われました。

Release Notes/Second Life Release/5.1.0.511732 - Second Life Wiki

5.1.0 では、SL_Launcher というアプリケーションからから公式ビュアー(SecondLife Viewer)を起動するという仕組みに変更されたのですが、その際、Windows のタスクバーや macOS の Dock にセカンドライフビュアーのアイコンが二つ並んでしまうという状態が発生してしまっていました。

ビュアーの動作的にはその状態でも特に問題は無いのですが、同じアイコンが二つ並んでしまうというのはやっぱり変でしたので、その後さらなる起動の仕組みの改良が行われていたのですが、今回ようやくその結果が導入されました!^^/

バージョン 5.1.0〜6.0.1SL_Launcher -> Second Life Viewer ->
バージョン 6.1.0 以降Second Life Viewer ->

今回の変更で SL_Launcher は無くなりましたので、これをタスクバーや Dock に登録していた人は、そのアイコンからは起動出来なくなっているかもしれません。
その場合は、公式ビュアーのアイコンをそれらの場所に再度登録しなおしてみてください。


今回も様々な改善が行われています。
気になったところがあった方は、ぜひアップデートしてみてください^^
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2019年2月24日日曜日

セカンドライフのボランティア向け公認プログラムのご紹介

セカンドライフでは、様々な形でのボランティア活動が行われています。
個人はもちろん、グループやコミュニティー単位でボランティア活動を行っているところもたくさんあります。

ただ、“ユーザー(住人)”という立場のボランティアでは、初心者が困っていることをサポートしきれない部分もあります。

そこでセカンドライフでは、リンデンラボのボランティア向け公認プログラムが用意されています。


今回は、そちらをご紹介します^^

コミュニティー向け

  • Community Gateway

個人向け

  • LDPW (Linden Department of Public Works)
  • Second Life Viewer Contributor
  • Second Life Wiki helpers

ボランティア向け公認プログラムには、コミュニティー向けと個人向けが用意されています。
それぞれの内容について、一つずつご紹介していきます。

コミュニティー向け


Community Gateway


Community Gateway はセカンドライフの新規ユーザーが、セカンドライフの公式サイトからでは無く、コミュニティーが用意したサイトから始められるようにするプログラムです。

Linden Lab Official:Community Gateway - Second Life Wiki

  • コミュニティーが用意したサイトから始めることが出来る
  • コミュニティーが用意したチュートリアル SIM から始めることが出来る
  • セカンドライフの世界に生まれてすぐ、そのコミュニティーのサポートを受けることが出来る
というのがこのプログラムの特徴です。


昔からセカンドライフをされている方の中には、
  • MagSL
  • メタバーズ
  • モバイルファクトリー
  • メルティングドッツ
  • バーチャルウォーカー(角川クロスメディア)
といった企業のサイトからセカンドライフを始められた方もいらっしゃると思います。
こういったコミュニティーが用意した日本語のサイトやチュートリアル SIM、コミュニティーによるインワールドでの日本語サポートに助けられた方は少なくないと思います。

それが、この Community Gateway です。

いわゆる“セカンドライフブーム”を作り上げたプログラムと言ってもいいものだと思います。
たくさんの日本人が、このプログラムを通してセカンドライフを始めていました。


と、これだけ聞くとすばらしいことばかりのようなプログラムなのですが、どのコミュニティーでも単純に“申し込めば出来る!”というわけではありません。

新規ユーザーの登録からサポートまでをリンデンラボの代わりに担うということになりますので、参加するためには下記のような厳しい条件があります。
  • コミュニティーの活動が 1 年以上行われていること
  • チュートリアル用のフル SIM を用意出来ること
  • RegAPI を使って新規ユーザーをサイトからセカンドライフ(チュートリアル用の SIM)に呼び込むことが出来ること
  • リンデンラボに財務状況を報告すること
こういった厳しい条件が課せられる代わりに、リンデンラボの“公認”が貰えるという形です。

SIM が必要など条件がかなり厳しいですので、基本的には企業向けという感じのプログラムになっています。


現在、リンデンラボから公表されている Community Gateway を行っているコミュニティーは、下記の二ヶ所です。
  • London City Community Gateway
  • Firestorm Community Gateway

Open the Gate! The Community Gateway Program, That Is! - Featured News - SecondLife Community


天使になりたくて: Community Gateway Program が再導入されました

リンデンラボに確認をしましたところ、現在 Community Gateway に参加している日本のコミュニティーは無いそうです。
つまり、日本のコミュニティーで“公認”のところは無いということになります。

もちろん、「希望するところがあれば、日本のコミュニティーも大歓迎!」ということですので、もし上の条件をクリアー出来るコミュニティーをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ Community Gateway を申請してみてください。


コミュニティー向けには、この Community Gateway のみが公認プログラムとして用意されています。

Community Gateway に参加していないコミュニティーは、“リンデンラボ公認”ではありません。
リンデンラボ公認を謳っているコミュニティーがもしあった場合は、Community Gateway に参加しているところかどうかを確認するようにしてください。


個人向け


LDPW (Linden Department of Public Works)

LDPW は「Linden Department of Public Works」という名前の通り、メインランドの公共工事を主に行うプログラムです。

Linden Department of Public Works - Second Life Wiki

LDPW は、2008 年 2 月 8 日に開始されました。

The Linden Department of Public Works | Official Second Life Blog


  • メインランドにある道路や鉄道などの土木工事
  • Bay City や Nautilus などの都市の建設
  • Linden Realms や PaleoQuest などのインワールドゲーム
  • プレミアムギフトやセカンドライフのデフォルトアバター
などのリンデンラボの様々なプロジェクトの制作を担当しています。
クリエーターさん向けのプログラムです。

LDPW Projects - Second Life Wiki

LDPW は厳密にはボランティアでは無くて、時給制でリンデンラボに雇用されるという形になっています
これは、ユーザーが制作したものをリンデンラボが買い取るという形式をとっているからです。

LDPW として制作を行う場合は、ユーザーが普段使っているアカウントでは無くて、「Mole(もぐら)」姓のアカウントで行います。
リンデン製のオブジェクトで製作者が「Mole」姓になっているものは、そういったユーザーが作ったものです。

そういったものの製作に関わることが出来るのが、LDPW というプロジェクトです^^

もちろん、セカンドライフを代表するようなクオリティーのものが要求されますので、誰でも出来るわけではありません。

でも、自分が作ったものが、セカンドライフの全ての人に同じように楽しんでもらえるのはもちろん、セカンドライフが続く限りは(リンデンさんの気が変わらない限りはw)残り続けますので、これは個人ではなかなか出来ないことですので、やりがいがある部分じゃないかなと思います。

もしかしたら、日本人向けの公式アバターといったものも作れるかもしれませんしね。

もしそういった活動をやってみたい!と思われた方は、ぜひ挑戦してみてください!


Second Life Viewer Contributor


セカンドライフの公式ビュアーは、リンデンラボのスタッフが開発を行っています。

そのソースコードは、オープンソースプロジェクトという形で一般公開されています。

lindenlab - Bitbucket

公式ビュアーのソースコードは、利用規約の範囲内であれば、誰でも利用することが出来ます。

公式ビュアーをベースにして、自分好みのビュアーを作ることも出来ます。
Firestorm などのサードパーティー製ビュアーは、そういった形で作られているものがほとんどです。


セカンドライフを始めるユーザーのほとんどは、公式ビュアーを最初のビュアーとして使う人がほとんどです。

そこで、

公式ビュアーのこの部分を改良したら、もっといい感じになるのにな。
プログラムは作れるので、それが公式ビュアーに採用されたらいいのに…

そう思った方もいらっしゃるかもしれません。

そんな人に向けて用意されているのが、Second Life Viewer Contributor です。

Open Source Portal - Second Life Wiki

Second Life Viewer Contributor は、2007 年 1 月に開始されました。

Linden Lab to recognize Open Source Contributors | Official Second Life Blog

Second Life Viewer Contributor は、あなたが作った公式ビュアーを改良するプログラムを、“リンデンラボに寄贈する”という形で採用してもらえる(かもしれない)というプログラムです。

あなたの作ったプログラムで、公式ビュアーをもっと使いやすく出来るかもしれません。

さらに、公式ビュアーが良くなれば、それをベースにしているサードパーティー製ビュアーも同様に使い勝手が向上する可能性があります。
これも、セカンドライフを利用する全ての人に対して恩恵を与えることが出来るかもしれない活動です^^

腕に自信のある方は、ぜひ参加してみてください!

ただし、現在リンデンラボではサンサールに開発の主軸が移ってしまい、セカンドライフの開発スタッフが減ってしまった関係で、外部の人が作ったコードまでレビュー出来る余裕が無いそうです。
そのため、Second Life Viewer Contributor に参加したからといって、直接「このコードを取り込んでください!」という依頼は、基本的には受け付けていないそうです。

現在の Second Life Viewer Contributor としての開発の流れは、
  1. サードパーティー製のビュアーで実現したい機能を実装する
  2. そのビュアーでその機能の実績を積む
  3. リンデンさんが興味を持ってくれる内容であれば、Second Life Viewer Contributor を通してそのコードを寄贈する
という流れになっています。

Second Life Viewer Contributor にいきなり参加しても貢献が出来ないという複雑な事情になっていますけれど、可能性が無いわけではありませんので、それでもやってみたいと思われる方はぜひ挑戦してみてください^^


Second Life Wiki helpers


セカンドライフの様々な情報をまとめている、「Second Life Wiki」というサイトがあります。

Second Life Wiki

このサイト自体はリンデンラボが設置した公式なものなのですが、その内容はユーザーにも開放されて、自由に公式/非公式情報をまとめることが出来ていました。

ところが、Wiki への SPAM 攻撃が激しくなってしまったため、2016 年に Wiki の編集はリンデンさんしか出来ない状態になってしまいました。

Second Life wiki: editing locked for now - Inara Pey: Living in a Modem World

ただその状態のままでは、
  • ユーザーが掲載していた情報の更新
  • ユーザーがメインで行っていた翻訳活動
が出来なくなってしまいます。

そこで、リンデンさんが許可したユーザーのみ「helpers」という権限を与えて、 Second Life Wiki の編集が出来るようにするという方針がとられました。

helpers は他のプログラムとは違い、公認プログラムという形には今のところなっていませんので、募集ページのようなものはありません。
リンデンさんが認めた方のみ、特別な許可を与えるという形になっています。

helpers の権限を持つユーザーは、下記のページで公表されています。

User group rights - Second Life Wiki

わたしも helpers の権限を頂いて、LSL Portal の翻訳を行っています。

User list - Second Life Wiki

リンデンさんから権限を与えられたことは、Second Life Wiki の権限のログにも記録されています。

User rights log - Second Life Wiki

リンデンさんから直接 helpers の権限を頂いた方以外で helpers になりたい方は、サポートにその旨を伝えてください。

ただし、過去の経緯がありますので、誰でもなれるとは限らないようです。
翻訳の活動を行われている方や、Wiki に掲載すべき情報を持っているという方なら、そういった内容をお伝えすれば可能性はあると思います。
わたしもそうでしたので^^

現在、Wiki の日本語の翻訳をしているのはわたし一人だけみたいで@@、とてもじゃないですけれど全部は翻訳しきれません><
翻訳出来る方は、ぜひぜひ参加してください!


個人向けには、この 3 つの公認プログラムが用意されています。
いずれも、専門な分野に特化した内容のみです。

“初心者支援”のような、一般のボランティア活動向けの公認プログラムはありません。

以前は、セカンドライフ全体をサポートする「Second Life Mentor」という公認のボランティアプログラムがありましたが、こちらは 10 年ほど前に終了しています。
個人で、一般的なボランティア活動用の特別な権限を貰うということは出来ませんので、その辺は注意をしてください。


ちなみに、
というのもご紹介していますので、気になる方はぜひそちらも合わせてご覧ください^^


よくある質問とその答え


Q:上に書かれた公認プログラム以外で、公認や“特別な許可”を貰うことは出来ますか?


A:こちらでご紹介した公認プログラム以外では、公認や“特別な許可”を貰うことは出来ません。

Q:「リンデンさんに直接質問をして許可を貰いました」「サポート窓口に問い合わせをして許可を貰いました」これは特別な許可になりますか?


A:リンデンさんに直接またはサポート窓口に質問をして、「いいですよ」といった形で貰える“許可”は、誰にでも同じように答えられている一般的なもので、質問した人に対してリンデンさんが特別な許可を与えたわけではありません。

この辺を勘違いして、

リンデンさんから特別な権利が貰えた!
わたしにだけ許可をしてもらえた!

と言ってしまっている方が少なくないそうなのですが、そういう場での話は特別な権限を与えたものでは無いそうですので、その辺注意をしてくださいということです。

Q:リンデンラボから公認または特別な許可を貰った人かどうかを調べる方法はありますか?


A:リンデンラボが公認または特別な許可を出す場合は、その情報は下記の方法で公開されます。

  • 公式ブログで、公認が与えられたことが掲載される
  • リンデンさんが作成した、その権限を持つ人達のためのグループに参加している
  • Second Life Wiki 内のプロジェクトのページに、リンデンさんによって情報が掲載される

Q:公認または特別な許可を貰った人の情報が公開されるのはなぜですか?


A:ボランティアを受ける人が、

この人、ほんとうに公認された人なの?
正式に許可貰ってる人なの?

と疑問を持った際に、それを明確に証明出来るようにするためです。

そういったことが明確になっていない場合、

「わたしはリンデンから特別な許可を貰いました!」

と虚偽の話をする人が出てきた場合、それが本当かどうか分からなくなってしまいます。
そういうことが無いように、本当に公認や特別な許可が出た場合は、その情報が誰でも確認出来るようになっています。

Q:特別な許可を貰っているのが確認出来ないのに、「わたしは特別な許可を貰っています」と言う人がいます。どうしたらいいですか?


A:リンデンラボの名前を騙っている可能性がありますので、その場合は「リンデンラボに通報を行ってください」だそうです。

Q:正式な許可を貰っていないのに、「公認や特別な許可を貰った」と言った場合はどうなりますか?


A:リンデンラボの許可無く公式だと誤認されるようなことを行なっている場合は、リンデンラボから法的に訴えられるそうです。
またリンデンラボだけでなく、利用者側にも嘘の情報で損害等を与えた場合は、詐欺といった犯罪になる可能性があります。

Q:「許可を貰っている」と言ってる人の話が、実は虚偽でした。わたしはその人にその話を前提に金銭を渡していたりしていました。この場合どうしたらいですか?


A:その場合は詐欺に当たる可能性がありますので、リンデンラボの他に、警察にも通報してください。

Q:「リンデンラボと秘密の契約をしました」「リンデンラボから秘密に許可を貰いました」という人がいるのですが、こういうことはありますか?


A:リンデンラボでは、ボランティアの住人に対して秘密の契約や許可などは一切行っていないそうです。
そういう話をしている人がいる場合も、すぐにリンデンラボに通報を行ってください。

Q:企業って秘密の契約がありますよね?“秘密の契約”って、そういう話じゃないの?


A:企業ではもちろんビジネス上、秘密の契約というのはあります。ただし、その際は必ず「秘密保持契約(NDA)」という契約が一緒に結ばれます。

秘密保持契約は、その契約に関連した内容で見聞きしたことは一切外部に漏らしてはいけないという契約です。
さらに、お友達はもちろん、自分の家族であっても、「わたしはこんな契約したんですよ!」ということさえ言ってはいけないという厳しい内容です。

これは、リンデンラボとの秘密保持契約でも同様です。

つまり、「わたしは秘密の契約をしました!」と言ってる人がいる場合、その人はその時点で、秘密保持契約を破ったということになってしまいます。
その場合、守秘義務違反に問われることになってしまいます。

もしそういう話をしている方がいらっしゃる場合は、こちらもリンデンラボに通報するようにしてください。

Q:リンデンに通報してくださいと言っても、ちゃんと対応してくれないんじゃないですか?


A:企業の名前を騙るということは、その企業にとって一番許せない行為になります。それはリンデンラボも同じだそうで、そういった行為に対しては厳しく対応をされているそうです。具体的には、法的措置をとられているそうです。

Q:うちは昔からセカンドライフをやっているし、有名だし、その辺大目に見てくれるでしょ?


A:企業の名前を騙るという行為の場合、その辺は全く関係無いそうです。

実際、2017 年末、Strawberry Singh さんがリンデンラボの商標(ロゴや公式サイトなど)を YouTube の動画で無断使用したとして、リンデンラボから訴えられてしまうというセカンドライフ的には大きな事件がありました。

Trademark Complaint Received from Linden Lab - StrawberrySingh.com

An Apology to Strawberry Singh & A Call to YouTubers: “Un-Cease & Desist” - Featured News - SecondLife Community

最終的には、リンデンラボの法務が前のめりになりすぎて、フェアユースの部分まで踏み込んで訴えてしまったということで収まったようなのですが、「公式」や「公認」といった部分に関してリンデンラボが特に神経質になっているという有名な事例のひとつになっています。

リンデンラボは、“ラボ”(研究所)という名前が付いてますけど、アメリカの一民間企業ですので、日本の企業のような感覚で接してしまうと、非常に危険です。

この辺は、一歩間違うと誰でも本当に訴えられる危険性がありますので、その辺を十分認識した上で対応されるようにした方がいいと思います。

Q:「わたしは昔特別な許可を貰いました。今はルールが変わっただけです」という人がいるのですが、こういうことはありますか?


A:その公認プログラムが現在も継続しているものであれば、そこに参加しているかどうかを確認してください。
その公認プログラムが過去に終了したものである場合は、終了した時点でその人へ与えられた権限は効力を失いますので、昔許可を貰っていても今それを行うことは出来ません。

もし、現在許可を貰っている人では無いまたは、現在は終了したプログラムの話である場合は虚偽ということになりますので、リンデンラボに通報を行ってください。


以上です。

いずれのプログラムもかなりのスキルなどが要求されますので簡単なことでは無いですけれど、一般の住人のままでは体験出来ないようなことが経験出来たりすることもありますので、やってみたい!と思われた方はぜひ挑戦してみてください^^
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