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2020年5月から、セカンドライフの情報は仮想生活ガイドというサイトにまとめていくように変更しました。
天使になりたくてのこれまでの情報は今後も過去ログとして残しておきますけれど、新しい情報は仮想生活ガイドをご覧ください^^

2009年10月1日木曜日

3Di Viewer "Rei"、オープンソース化

 3Di社、OpenSim対応のWebブラウザ向け3D空間ビューア技術をオープンソース化
 ~開発者向けにBSDライセンスで提供し、3Dインターネット業界活性化を目指す~
 http://3di.jp/news/2009093001.html


3Di 株式会社は、

 商用 OpenSim「3Di OpenSim Enterprise Server」
 http://3di-opensim.com/

用のビュアー「3Di OpenViewer」のオープンソース版

 3Di Viewer "Rei"
 http://3di-rei.org/


をリリースしました。


3Di Viewer "Rei" の元となっている 3Di OpenViewer は、
Web ブラウザ上で動く 3D ビュアーです。

Web ページの中で Flash などのコンテンツが動くように、
3Di OpenViewer をインストールすると
Web ブラウザの中に 3D の仮想空間が表示されます。

セカンドライフのビュアーのように
その空間の中でアバターを操作出来きるのはもちろん、
同じページ内の他のコンテンツと一緒に表示したり、
情報の連携も出来るのが特徴の
Web ブラウザ専用のビュアーです。


3Di OpenViewer は
3Di OpenSim Server 専用のビュアーのため、

 ・upstream 版 OpenSim(オープンソース版 OpenSim の最新版のことです)
 ・Second Life

には対応していませんでした。

このままでは、一部の製品のためのビュアーになってしまい、
市場の発展には繋がりません。

そこで、
3Di OpenViewer のコアの部分の技術をオープン化し、
これらの環境へ対応させることで、
より多くの人が
3D の仮想空間を利用出来るようにすることにしたそうです。

これにより、
OpenSim や Second Life に
Web ブラウザ上から接続出来る可能性が出てきました。

 ※現時点ではまだ出来ません

もしそうなれば、
今までよりも多くの人が
セカンドライフなどの 3D 仮想空間のサービスを利用しやすい環境になるのはもちろん、
Web のページと一体化した
SIM の構築やイベントの開催なども出来るようになりますので、
今までに無い新しい世界が広がってくる可能性があります。


個人的には、
3Di OpenViewer は Windows 用しかないですので、
3Di Viewer "Rei" の方では
Mac OS X 版や Linux 版、
さらには
携帯電話版なども出てきて欲しいなーと思っています。

ちなみに、
3Di Viewer "Rei" のソースの
Firefox 用プラグインの「INSTALL.txt」には

 Other operating systems
 -----------------------
 Mac and Linux versions are not currently available but should be
 technically possible to implement.  The underlying 3D rendering
 library, Irrlicht.NETCP, is a cross-platform solution and can render
 using either Direct3D or OpenGL. If you are interested in contributing
 to this development, we would be interested in hearing from you!

と書かれていますので、
その可能性は十分ありそうです^^
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