LSL の新機能として
HTTP-In
(※開発中のコードネームです)
(※開発中のコードネームです)
が導入されます。
Release Notes/Second Life Beta Server/1.27
http://wiki.secondlife.com/wiki/Release_Notes/Second_Life_Beta_Server/1.27
http://wiki.secondlife.com/wiki/Release_Notes/Second_Life_Beta_Server/1.27
HTTP-In は、
個々のプリムがそれぞれ 1 つの簡易 HTTP サーバーになるという、
全く新しい概念の機能です。
HTTP-In and LSL Communications
https://blogs.secondlife.com/community/technology/blog/2009/07/07/http-in-and-lsl-communications
https://blogs.secondlife.com/community/technology/blog/2009/07/07/http-in-and-lsl-communications
LSL http server
http://wiki.secondlife.com/wiki/LSL_http_server
http://wiki.secondlife.com/wiki/LSL_http_server
プリムが HTTP サーバーとなることで、
SL外からの通信が容易になることはもちろん、
インワールドでも、
プリムに直接 HTTP 通信が出来るようになります。
また、XML-RPC や llEmail のように、
セントラルサービスで
これら全てのデータを処理しなければいけない状況も解消されますので、
(HTTP-In は、プリムが存在する SIM 単位で処理されます)
システム全体の安定性の向上にも繋がる改善だそうです。
一番の特徴は、
インワールド内の離れたプリム間の通信が、
メールやチャットなどを介して行なわなくてよくなる
という点です。
メールの場合は、
1 回の送信毎に、
スクリプトの実行が 20 秒間止まってしまう
という仕様がありました。
チャットの場合は、
メッセージが届く距離に制限があります。
HTTP-In では、
プリムの URL さえ取得出来れば、
それらの制限なく、
高速に
そしてセキュアな通信が出来るようになります。
この HTTP サーバー機能は、
現在、プレーンテキストの配信のみ対応しています。
現在は、データのやり取り部分に重視が置かれていますので、
それ以外の機能は、将来の予定になります。
HTTP-In が搭載されても、
llEmail が無くなることはありません。
llEmail を使用して通信をしているスクリプトが
HTTP-In へ移行することで、
メールはより良い形で利用されるようになると
リンデンは予測しています。
XML-RPC は、
今すぐや数ヶ月先といった段階ではありませんが、
ユーザーからのフィードバックなどから判断して、
終了させる予定です。
もし、HTTP-In への移行が難しい物があれば、
Kelly Linden さんへ直接コンタクトを取るか、
secondlifescripters@lists.secondlife.com のメーリングリストへ
投稿してください。
HTTP-In は、現在
プレビューグリッド(Aditi)の
Second Life Server 1.27 の SIM で
試すことが出来ます。
HTTP-In はサーバー側の機能ですので
全てのビュアーで作成/動作出来ますが、
スクリプトエディタでの強調表示などに対応しているのは、
1.23 以降のビュアーのみです。
ツイート |
土地を所有してなくてもプリムだけでユーチューブなどの動画を見る事が可能になるって事ですか?
返信削除HTTP-In は、
返信削除従来の XML-RPC という通信方法を、
新しい方法に置き換えるものです。
通信方法が変わるだけで、
他の機能は何も変わりませんので、
出来ることは従来と同じです。
LSL では
プリムに動画等を直接表示することは出来ません。
動画が表示されているのは、サーバー側の機能ではなくて、
ビュアーが QuickTime を通して
ローカルで表示してるだけです。
ビュアー側で、プリムの形に
QuickTime の映像を
はめ込み合成
してるだけですので、
その内容を LSL で取得したり変更することは出来ません。
また、LSL では
使用出来るメモリのサイズが非常に厳しいですので、
外部のサーバーから動画ファイルを取得して処理するというのは、
無理…に近い内容です。
たとえ動画の表示が LSL から直接出来たとしても、
その部分で、実現は困難になってしまうと思います。
その辺は、
通信方法が HTTP-In になっても変わりません。