お知らせ

2020年5月から、セカンドライフの情報は仮想生活ガイドというサイトにまとめていくように変更しました。
天使になりたくてのこれまでの情報は今後も過去ログとして残しておきますけれど、新しい情報は仮想生活ガイドをご覧ください^^

2017年7月12日水曜日

Community Gateway Program が再導入されました

2017 年 6 月 1 日、セカンドライフの「Community Gateway Program」の再導入が発表されました。

Open the Gate! The Community Gateway Program, That Is! - Featured News - SecondLife Community

セカンドライフでは以前、セカンドライフの住人が作ったコミュニティーをセカンドライフのスタート地点と出来る「Community Gateway Program」という仕組みがありました。

MagSL やメタバーズ、モバイルファクトリー、バーチャルウォーカーといった SIM からセカンドライフを始められた方もいらっしゃると思いますが、それが「Community Gateway Program」です。

Community Gateway - Second Life Wiki
(旧 Community Gateway Program のページ)

以前の Community Gateway Program は、リンデンラボのコミュニティーに対しての方針の変更で、2010 年 8 月に終了しました。

その後、リンデンラボはセカンドライフのスタート地点となる SIM を、それまでの Orientation Island/ Help Island から Welcome Island、そして Learning Island / Social Island へと改善を行なって行きました。

しかしセカンドライフの住人からは、「コミュニティーが直接セカンドライフを始める人の支援したいので Community Gateway Program を復活させて欲しい」という声がずっとリンデンラボに寄せられていました。

そこでリンデンラボは、まずは実験的に Firestorm のコミュニティー「Firestorm Community Gateway」で Community Gateway Program の復活の試験を 2015 年 10 月から行なうことにしました。

Firestorm Spooky Nights Hunt << Gateway Launch Party! & Firestorm Viewer - The Phoenix Firestorm Project Inc.

そこでの結果が良好だったようで、いよいよ本格的に Community Gateway Program を再導入することが今回発表されました。

Linden Lab Official:Community Gateway - Second Life Wiki

Community Gateway Program では、下記のことが可能になります。
  • コミュニティーのサイトに、独自のセカンドライフ登録ページを設置することが出来ます。
  • Reg API を介して、ユーザー登録を行なうことが出来ます。
  • コミュニティーのサイトで登録したユーザーを、コミュニティーが管理するウェルカムエリアのある SIM に直接ログインさせることが出来ます。
  • セカンドライフにログインしたばかりのユーザーを、サポートすることが出来ます。“日本人のための初心者支援環境”のようなものを作ることが出来ます。

Community Gateway Program は、どのコミュニティでも参加出来るわけではありません。
下記のようなことが可能な、すでに実積と信頼性のあるコミュニティのみが参加することが出来ます。
  • コミュニティーのオーナーやオフィサー(コミュニティーのリーダー)を明確に決める必要があります。コミュニティーリーダーの役割に変更が合った場合は、リンデンラボに通知する必要があります。
  • コミュニティーは、セカンドライフ内で少なくとも 1 年間活動を行なう必要があります。
  • Community Gateway Program を申し込む 18 ヶ月以前から、財務状況が赤字になっていない必要があります。財務状況が赤字になってしまう場合は、72 時間以内にリンデンラボに通知を行ない、財務状況を回復する計画書を提案する必要があります。
  • コミュニティーの参加者は全員、Second Life Community Standards を遵守し、リンデンラボの利用規約とプライバシーポリシーに同意する必要があります。
  • 新しい住人を受け入れるウェルカムエリアを含む地域は、フルリージョンである必要があります。ホームステッドとオープンスペースは許可されません。
  • Community Gateway の地域を新しいオーナーに移管する場合は、Community Gateway Program から削除することが出来ます。新しいオーナーが Community Gateway Program を継続するためには、再度申請が必要です。
  • Community Gateway の地域には、チュートリアルやヘルプコンテンツ付きのウェルカムエリアが含まれている必要があります。
  • Community Gateway の地域には、テナントやリース/レンタルの物件があってはいけません。また、“また貸し”の区画も許可されません。
  • セカンドライフを代表する Community Gateway メンバーとして、他の Community Gateway Program のメンバーとそのサービス、およびリンデンラボの従業員を尊重する必要があります。
  • オーナーやチームメンバー、ランディングポイントが変更になった場合は、すぐにリンデンラボへ通知して最新情報を維持してください。
  • 全てのボランティアがその地域へアクセスすることが可能で、また適切な土地と地域の許可を得ることが出来る土地アクセスグループを作成し、それを使って維持を行ないます。
  • 新しい住人が必要に応じてその地域へ戻ることが出来るように、ヘルプグループを作成し維持します。また、追加のグループに新しいユーザー向け情報を分けて提供します。
  • Reg API による新しいユーザー登録を可能にするための、Web サイトの作成と保守が必要です。

Community Gateway Program へ参加したい場合は、サポートチケットで申し込む必要があります。


「土地とリージョン(Land & Region)」の「Community Gateway Application」から、必要な項目に入力して申し込みを行なってください。

現在は、下記のコミュニティーが Community Gateway Program に参加しています。

最低限、フルリージョンの SIM の安定的な維持が必要になりますので、個人レベルではなかなか難しい内容ですね。
もしそれでも「やってみたい!」と思われた場合は、ぜひ申請をしてみてください^^
このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿