お知らせ

2020年5月から、セカンドライフの情報は仮想生活ガイドというサイトにまとめていくように変更しました。
天使になりたくてのこれまでの情報は今後も過去ログとして残しておきますけれど、新しい情報は仮想生活ガイドをご覧ください^^

2015年8月8日土曜日

Viewer-Managed Marketplace での出品方法

マーケットプレイスへの出品方法が、「Viewer-Managed Marketplace」(VMM)の方式に変更になりました。
ここではその方法を紹介します。

マーケットプレイスストアの作成

VMM を利用するためには、まずはマーケットプレイスにあなたのマーケットプレイス上のお店(マーチャント)が必要です。

ストアの作成を行なうためには、「支払い情報の登録」が必須です。

支払い情報を登録しましたら、マーケットプレイスへログインした後、マーケットプレイスのメニューから「ストアを作成」を選んでください。



ストアの作成が無事完了しましたら、
  • マーケットプレイスのサイト
  • セカンドライフビュアー
の両方で、あなたのマーケットプレイス上のお店(マーチャント)の商品の管理が出来るようになります。

ダイレクトデリバリーの時と同様に、ここまでの準備が出来ていないと VMM の機能は利用することは出来ません。

ビュアーでマーケットプレイスの管理機能を使う方法

公式ビュアーの場合、「ミー」メニューの「マーケットプレイスのリスト」を選択して開く「マーケットプレイスのリスト」ウインドウから、マーケットプレイスの管理が出来ます。



「マーケットプレイスのリスト」ウインドウでマーケットプレイスストアの作成を促される場合は、最初に紹介しましたストアの作成が出来ていない状態ですので、そのままでは VMM の機能は利用出来ません。


マーケットプレイスへの商品のアップロード

「マーケットプレイスのリスト」ウインドウでマーケットプレイスストアにアクセス出来る状態になりましたら、次に商品を出品します。

出品出来る商品は、下記のものです。
  • あなた自身が作成したもの
  • 他の人が作成したもので、再販が可能なもの(譲渡可の商品)
商品の準備が出来ましたら、下記の二種類の方法で出品することが出来ます。

持ち物(インベントリ)から「マーケットプレイスのリスト」ウインドウへ商品をドラッグ&ドロップ


持ち物(インベントリ)の商品を右クリックして、メニューから「マーケットプレイスのリストにコピー」または「マーケットプレイスのリストに移動」を選択



これで、マーケットプレイスに商品がアップロードされます。


アップロードして出来た一番上の階層のフォルダは、商品の「リストフォルダ」です。
二番目の階層のフォルダは、リストの中の商品の「バージョンフォルダ」です
アップロードした商品は、バージョンフォルダの中に入ります。

マーケットプレイスに移動やコピーした商品は、インベントリへコピーしたり移動することが出来ます。
うっかり移動してしまった…という場合も、大丈夫です^^

リストを作成

商品のアップロードが完了したら、次にマーケットプレイス側の商品のリストを作成します。

アップロードした商品のリストフォルダで、右クリックのメニューから「リストを作成」を選んでください。


これで、その商品に関連付けられたマーケットプレイス側のリストが作成されます。



リストフォルダに数字、バージョンフォルダに「(有効)」という表示が追加されていれば、リストの作成は完了です。

商品の情報を設定


商品をマーケットプレイスに掲載するためには、商品の情報が必要です。

リストフォルダの右クリックメニューから「リストの編集」を選択すると、マーケットプレイスの商品情報の設定ページへ移動します。


商品情報の設定はビュアー内では設定出来ませんので、ここのみビュアーを離れて、Web ブラウザ上で行ないます。


リストのストアへの掲載

商品の情報が登録出来ましたら、次はリストをストアに公開します。

リストフォルダの右クリックメニューから「リスト」を選択すると、商品のリストの公開作業が開始されます。




実際にストアに掲載されるまでには、5 分ほど時間がかかるみたいです。


しばらくしてストアに掲載されていたら、これで VMM での出品作業は完了です^^

バージョン管理

VMM では、商品のバージョン管理が出来ます。

現在販売中の商品のリストフォルダに新しい商品を追加すると、その商品は既存のものとは別のバージョンとして、リストフォルダ内に作成される新しいバージョンフォルダの内に作成されます。



一つの商品リストの中に、複数のバージョンの商品が存在する状態になります。

新しい商品を追加しても、販売している商品が勝手に新しいバージョンになることはありません。

販売している商品のバージョンを変更したい場合は、変更したいバージョンフォルダの右クリックメニューから「有効にする」を選択します。



簡単に、別のバージョンに切り替えを行なうことが出来ます。

バージョン管理の仕組みが導入されたことによる一番の利点は、新しいバージョンをリリース後、新しいバージョンの不具合に気付いた時です。

対策が出来るまでは前のバージョンに戻したい…ということがあると思いますけれど、そういう時に簡単に前のバージョンに“差し戻し”が出来ますので、いざという時にはものすごく助かる機能だと思います。

あとは、前回のバージョンとの比較がマーケットプレイス上でも確認出来ますので、ファイルの追加漏れといったミスを防ぐことも出来ると思います。

スクリプト物などのバージョンアップを行なうような商品を作られている方には、すごく助かる機能だと思います。

ストックフォルダ

自分が作った商品は自分にフルパーミッションの権限がありますので、マーケットプレイスの商品情報であえて販売個数を制限しない限りは、“在庫”という概念はありません。

他の人が作った商品で、コピー不可の商品を販売したい場合は、販売するとその商品は無くなってしまいますので、“在庫”という概念が出てきます。

VMM では、そういう商品の“在庫”を簡単に扱えるようにするために、ストックフォルダ(在庫フォルダ)という概念も追加されました。

コピー不可の商品をマーケットプレイスにアップロードすると、ストックフォルダが自動的に作成されて、その中にアップロードした商品が入ります。




階層の三番目のフォルダが、ストックフォルダです。
バージョンフォルダの中にストックフォルダが作成されます。

ストックフォルダでは、その中にある商品の数に応じて、在庫の数が管理されます。

コピー不可の商品が一つ販売されると、ストックフォルダの中の商品が一つ減って、在庫の数も一つ減ります。
特別な設定をしなくても、コピー不可の商品を簡単に販売することが出来ます。


自分で物づくりをされていない方でも、ガチャで購入したアイテムなどのコピー不可の商品を再販したいというケースはあると思いますが、そういう時に便利な機能です。

マーケットプレイスでのエラーを確認

「マーケットプレイスのリスト」ウインドウにある「エラーを確認」ボタンを押すと、「マーケットプレイスでのリストの監査」というウインドウが開きます。


ここには、マーケットプレイス上で発生しているエラーの情報が表示されます。


もし、アップロードした際にエラーが発生してしまうという場合や、リストを作成したのに掲載されないといった場合は、まずはこのウインドウでエラーの詳細な情報を確認してみてください。
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