昨日、次世代プラットフォーム「サンサール(SANSAR)」の様々な最新情報が公開されました。
公式 YouTube チャンネル公開
サンサールの公式 YouTube チャンネルが公開されました。
Sansar - YouTube
最初の動画として、MESHWORX の Loz Hyde さんがクリエータプレビュー版のサンサール上で作成しているものを紹介したビデオが公開されています。
動画では、サンサールでの美しいビジュアルはもちろん、サンサールのビュアーのユーザーインターフェースの詳細も見ることが出来ます。
サンサールならではの美しいグラフィック
レイアウト画面
光源の設定画面
ここで設定しているのは、“スポットライト”のようです。
この場面の左下には、インベントリの中に
- Directional Light
- Point Light
- Spawn Point
- Spot Light
というオブジェクト(?)があります。
ちゃんとしたアイコンが付いているということは、これらはサンサールの機能として用意されてるのかもしれません。
VR にももちろん対応
クリエータプレビュー参加者の作品
UploadVR などのサイトで、クリエータプレビューに参加している方の作品のスクリーンショットを見ることが出来ます。
クリエータプレビューの状況
クリエータプレビューへは、1万人を超える応募があるそうです。
その中からリンデンラボに招待されているのは、現在 500 〜 600 人程だそうです。
2017 年第一四半期にかけて、その人数は増やしていく方針だそうです。
以前は、2017 年初めには一般公開という予定でしたが、この話からすると、一般公開は 4 月以降にずれ込んでいるみたいです。
サンサールドルの運用開始
現在はクリエータプレビューという段階ですが、すでにサンサールドルの運用が開始されているそうです。
リアルマネーで、実際にサンサールドルを購入することが出来るそうです。
換金レートですが、現在のところは、
1ドル(US$) = 100 サンサールドル(S$)
に設定されているそうです。
リンデンドルは
1ドル(US$) = 260 リンデンドル(L$)
くらいですので、リンデンドルの 2.5 倍程度の価値が想定されているようです。
もちろん、サンサールドルも最終的にはリンデンドルのような変動相場制になるそうですが、リンデンラボが想定しているレートを考えると、より現実の通貨に近い感覚の世界になりそうな雰囲気です。
サンサールの機能について
クリエータプレビューの最新版では、スクリプトが導入されたそうです。
これにより、ゲームなどの作成が可能になっているそうです。
動画の中に出てくる「Spawn Point」というオブジェクトも、この辺に関連したものかもしれません。
リンデンラボへのインタビュー記事
Linden Lab Wants VR Creators to Start Making Money on Sansar
http://uploadvr.com/linden-lab-sansar-creators-money/
Linden Lab Introduces Sansar Monetization System, Reveals First Video Footage
http://www.tomshardware.com/news/sansar-video-footage-monetization-system,33300.html
Sansar Content Creation Experience Unveiled Showing Impressive Results - Road to VR
http://www.roadtovr.com/watch-sansar-content-creation-experience-unveiled-showing-impressive-results/
スケジュールは、残念ながら予定されていたものよりは遅れてしまっているようですが、その分、クオリティーアップとコンテンツ(内容)の充実に力を注いでいるようです。
サンサール用のビュアーの完成度も非常に高そうに見えますので、全体的には期待出来そうな雰囲気も出てきた感じですね。
これだけのものが、セカンドライフ並に扱いやすくまとめられるのであれば、もしかしたらほんとうに“次世代プラットフォーム”になっていくのかも…
ただ、サンサールはまだ開発途中のバージョンですので、どこまで出来るのかはまだまだ未知数です。
今後の続報に期待しましょう^^