お知らせ

2020年5月から、セカンドライフの情報は仮想生活ガイドというサイトにまとめていくように変更しました。
天使になりたくてのこれまでの情報は今後も過去ログとして残しておきますけれど、新しい情報は仮想生活ガイドをご覧ください^^

2016年5月25日水曜日

描画の負荷の高いアバターを表示しないようにする「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」機能

「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」は、“アバターの描画がどのくらい複雑なのか”を表すもののことです。

Why are all these people made of colored jelly? - Second Life

Avatar Rendering Complexity - Second Life

以前は、「アバターの描画コスト(Avatar Rendering Cost)」や「アバターの描画ウェイト(Avatar Rendering weight)」と呼ばれていたものと同じものです。

アバター描画コスト - Second Life Wiki
Mesh/Rendering weight - Second Life Wiki

「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」の値は、「アバターの描画ウェイト」の時と同じです。


「アバターの描画コスト」や「アバターの描画ウェイト」の頃も、アバターの描画の負荷を数値で見ることは出来ましたが、それによって何かが制限されるということはありませんでした。

しかしその頃から、アバターの描画の負荷はしばしば話題になっていて、大きなイベントなどでは

描画コストの値を*****以下にしてください

といった自主規制が行なわれていたこともありました。

その後、メッシュの登場により描画コストはさらに跳ね上がり、ますます、

アバターはキレイだけど、表示が重くて…

という状況になってきました。

特に、古いパソコンやノートパソコンなどのグラフィック機能(GPU)が弱い環境では、これは非常に深刻な問題です。

そこで、従来の“描画コスト/描画ウェイト”を元に、ビュアー側でのアバターの表示制限にまで踏み込んだ仕組みが導入されることになったのが、今回の「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」です。


「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」では、自分のアバターの表示は、従来通り何も変わりません。

自分以外の他のアバターの見た目のみ、グラフィック設定で設定した「最大の複雑さ」の値に応じて、表示される内容が切り替わります。


具体的には、「最大の複雑さ」以下のアバターは、アバター全体が単色に塗られたシンプルな状態(シルエット)で表示されます。


これは、ミュートした時と同じ表示で、描画コストは 1 の状態です。
これにより、一定以上描画の負荷があるアバターは描画が行われなくなりますので、従来よりも描画の負荷を抑えることが出来るようになります。

この状態のアバターのことを、リンデンラボは「JellyDoll」(ゼリー人形)と呼んでいます。


「アバターの複雑さ」の値は、アバターの着替えを行なうたびに、ビュアー内のポップアップ通知でお知らせされます。


また、アドバンスメニューのパフォーマンスツール内にある「アバターの複雑さ情報を表示」で、アバターの上に値を常時表示させることも出来ます。



「アバターの複雑さ情報を表示」で表示される情報は、下記の通りです。

アバターの複雑さの値単位:Complexity
ランクカメラからの距離に応じたランク
装着物の面積単位:sqm

「アバターの複雑さ情報を表示」では、他のアバターの値も見ることが出来ます。
他のアバターがどの程度の負荷なのかを調べて、その着こなし方などを参考にすることも出来ます。


「最大の複雑さ」のデフォルトの値は、下記の通りです。

   超高
4.0.735000100000200000250000300000350000350000
4.0.5/4.0.635000800008000080000800008000080000

※「最大の複雑さ」のデフォルトの値は、バージョン 4.0.7 で変更されました

セカンドライフを利用出来る最低必須環境の状態が、「低」です。

この状態での「最大の複雑さ」の値は 35000 ですので、この値以内にアバターの描画の負荷を抑えておけば、(意図的に「最大の複雑さ」の値を下げない限り)、従来通り、誰でもそのアバターを見ることが出来るようになるということを意味します。

リンデンラボが用意したデフォルトアバターは、いずれも 32000 以下になっていますので、デフォルトアバターを利用している限りは、この制限に引っかかることはありません。(最新のデフォルトアバターは、全て 1万以下になっています)

不特定多数の方が集まるようなお店を経営している方や、初心者支援などを行なわれている方は、どんな方が来られても相手の人から普通に見えるように、35000 以内のアバターも用意しておかれた方がいいかもしれません。


おしゃれを楽しみたいという方は、デフォルトでは中〜超高までいずれも 80000 が最高の値となっていますので、これを基準に調整をされた方がいいと思います。


「最大の複雑さ」の値は、
  • 19999〜350000
  • 無制限
の状態が選択可能です。

「無制限」の状態にすれば従来通りの表示が行われますが、そういう風に見えているのは、その設定を行なったパソコンのみです。
相手からもそう見えているわけではありませんので、その点は注意が必要です。

ちなみに、「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」は、GPU に負荷をかけてグラフィックボードを壊してしまうというグリーファー(嫌がらせをする人)の攻撃に対しても効果があるものになっているそうです。

そのため、従来通りの「無制限」ではなくて、最高値である 35万に設定しておいた方が、そういった攻撃から守る上でも効果がありますのでお勧めです。

その点を考えると、他の人からの見た目は気にせずに従来通りのおしゃれをしたいという方も、「最大の複雑さ」の設定値は 35万以内に抑えられた方がいいと思います。


単色のシルエット表示になったアバターは、ビュアー上での見た目だけではなくて、スナップショットの画像にも同様に記録されます。

周りのアバターからどういう風に見えているかもポップアップ通知でお知らせがありますので、お友達と記念撮影などを行なう場合は、その辺もチェックしておいてください。




アバターの描画の負荷の値は、下記の仕組みで計算が行なわれています。

ベースアバター(クラシックアバター)

1000 ポイント
(baked texture が非表示の場合、それぞれのテクスチャー毎に -200 ポイントされます)

ベースコスト

プリム、スカルプテッドプリム、メッシュは、ポリゴン数に応じてベースのコストが設定されます。
LOD 用のモデル全てのポリゴン数が考慮されます。

プリム毎の倍率

下記の設定がある場合、プリムの毎にそれぞれの倍率が加えられます。

グロー1.5 倍
凸凹1.25 倍
フレキシ5.0 倍
輝き1.6 倍
インビジブルプリム1.2 倍
リグドメッシュ1.2 倍
テクスチャーマッピング1.0 倍(影響なし)
アニメーションテクスチャー1.4 倍
透明度4.0 倍

追加

パーティクルプリム毎に 100 ポイント追加
ライトが設定されたプリムプリム毎に 500 ポイント追加
メディアテクスチャー面毎に 1500 ポイント追加
リンクセットの中にユニークなテクスチャーがある場合(スカルプテッドテクスチャー含む)256 + 16 * (resX / 128 + resY / 128) の値を追加
この中で、
  • ポリゴン数が多いもの
  • フレキシ
  • 透明度
は、特に描画の負荷が高いものになります。

古いプリムの製品でも、フレキシや透明度を多用した髪などは描画の負荷が高いものがありますので、メッシュ製品に限らず、装着物は全てを見直しをしてみてください。


アバターや衣装、装着するタイプのアイテムを作られている方は、今後は「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」の値も重要な選択肢の一つになってきますので、その辺を意識した商品を作られるようにされた方がいいと思います。


一見すると、これまでのおしゃれを全面的に制限するような仕組みに見えてしまいますけれど、本当の目的は、

たくさんの人が集まっても
快適にコミュニケーション出来る環境を作る

ということだと思いますので、TPO に合わせた衣装を心がけるというところが、大事なところだと思います。


コミュニケーションという点で言うと、アバターが多いところだと描画の負荷が高くて日本語入力がままならなくなってしまうことがよくあると思いますが、そういう時に「最大の複雑さ」の値を小さい値に変更すると、快適に入力出来るようになることが多いです。

そういった部分でも便利な機能ですので、ぜひ活用してみてください^^


2016/8/16 バージョン 4.0.7 での「最大の複雑さ」のデフォルトの値の変更を追記しました
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2016年5月24日火曜日

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.5 が公開されました

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.5 (315117) が公開されました。

Why are all these people made of colored jelly? - Second Life

セカンドライフ公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

Downloads | Second Life

今回のバージョンでは、QuickGraphics ビュアーの内容が公式ビュアーに取り込まれました。

Release Notes/Second Life Release/4.0.5.315117 - Second Life Wiki

今回のバージョンでの主な変更点は、下記の二点です。
  • 「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」に基づく表示制限
  • グラフィックプリセット(Graphics Presets)機能

「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」に基づく表示制限


アバターの描画の負荷を数値で表現して、設定した値以上のアバターは簡易表示にすることで、ビュアー上での描画の負荷を軽減するという仕組みが導入されました。

それが、「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」です。

「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」で単色表示になったアバター

セカンドライフの 3D 表示の中で、アバターの描画は特に重いものの一つです。
古いパソコンやノートパソコンなどのグラフィック機能(GPU)が弱い環境では、アバター1体表示するだけでもフレームレート(FPS)が極端に低下してしまうことがあります。
特に、最近のメッシュアバターはその傾向が顕著です。

そんな環境で、アバターの描画による負荷を抑える方法として、この機能が導入されました。


「最大の複雑さ」を設定すると、その値以下のアバターは単色のシルエットで表示されます。


単色のシルエット状態のアバターは、ミュートの際の表示と同様に描画の負荷は 1 です。
このため、表示を劇的に軽くすることが出来ます。

アバターがたくさんいるようなイベントなどで、非常に有効な機能です。

詳しくは、下記のページもご覧ください。

天使になりたくて: 描画の負荷の高いアバターを表示しないようにする「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」機能

グラフィックプリセット(Graphics Presets)機能


これまでは、人が多いところや重い SIM、写真撮影などの度にグラフィック設定を変更して…ということを行なっていた方も少なくないと思います。

設定している内容はいつも同じなので、
こういった設定を保存して切り替え出来たらいいのに…

そんな悩みを抱えていた方のために追加されたのが、「グラフィックプリセット(Graphics Presets)」機能です。

  • お家用
  • 重いところ用
  • 写真撮影用
など、自分専用のさまざまな設定を自由に作成して、それをメニューバーから素早く切り替えることが出来ます。

現在のグラフィック設定で新規プリセットを作成
プリセットが保存されて、それが選択された状態になります
メニューバーから、いつでもプリセットの切り替えが出来ます
もう、同じ設定を何度も行なう必要はありません。
シチュエーションに合わせた、最適なグラフィック設定を作りましょう!


「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」とグラフィックプリセット機能は、使いこなすとすごく便利で快適な機能です。
ぜひ使ってみてください^^
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2016年5月7日土曜日

「プロジェクト・サンサール(Project SANSAR)」の最新映像(2016 年 4 月 4 日版)が公開されました

先週、アメリカ・ニューオーリンズで開催されたアメリカ版 Web Summit「Collusion」で、リンデンラボ CEO の Ebbe Altberg(Ebbe Linden)さんが、現在開発中の次世代プラットフォーム「プロジェクト・サンサール(Project SANSAR)」の最新映像を公開しました。


「DIY VR」というタイトルで行われた講演の中で、サンサールで VR 技術を使って実際に物づくりをしている風景と、その結果出来た世界の最新映像が、動画で紹介されました。

いずれも、2016 年 4 月 4 日時点の PRE-ALPHA 版だそうです。

VR 技術を使って実際に物づくりをしている風景


映像では、オブジェクトを選択して移動するシーンしか出てきていませんが、VR の技術を使ってきちんとオブジェクトを移動したり出来ているところは、いい感じですね^^

気になったのは、サンサールなのに見た目がセカンドライフっぽいところなんですけれど、編集モードだと軽さを優先してこんな表示になるのかな?@@

まだアルファ版ですので、最終的にこういう仕様なのかどうかは分からないですけれど…、
もし、この画面くらいのクオリティーでもプレイ出来るのであれば、もしかしたら既存のセカンドライフが遊べるスペックのパソコンでも、ログイン出来るかもしれないですね。

プロジェクト・サンサール 最新映像



こちらは、キレイな映像ばかりを集めた、サンサールの最新映像です。

新しい映像はもちろん、今回はアバターがちゃんと動いているところも出てきています。

まだアルファ版ということを考えると、この段階でここまで出来ているのであれば、期待出来そうな気もしてしまいますね^^


最新映像の右側には、サンサールのユーザーインターフェースらしきものが写っています。

  • テキストチャット
  • マップ?
  • 土地の編集ツール?
  • アバター
  • ボイスチャット
  • ゲームパッド?
  • ヘルプ
  • 終了
みたいな感じなのかな?@@

現時点でも、セカンドライフにある機能は、ある程度サポートしてそうな雰囲気ですね。

思ったよりもちゃんと出来てそうな雰囲気なところが、一番驚いちゃいましたw
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2016年5月6日金曜日

ベータグリッドとメイングリッドのインベントリの同期が、1日1回になりました

実は、この仕組みが導入されたのは、今年の3月下旬だったのですが…、

ベータグリッド(プレビューグリッド)での、メイングリッドのインベントリの内容の同期が、

パスワードを変更した翌日に同期
ベータグリッドにログインした日の翌日に同期(1日1回)

に変更になりました。

これにより、セカンドライフのパスワードを変更しなくても、ベータグリッドの持ち物にメイングリッドの持ち物の内容が反映出来るようになりました。

メイングリッドで購入した新しいお洋服にも、ベータグリッドにログインするだけで、翌日にはその服にお着替えが出来るようになります^^


なぜこれを、3月下旬の時点で紹介していなかったの?と思われたかもしれませんが…、
実はこの仕組みが導入された時点では、ビュアーでの持ち物の表示に不具合があったため、その点が改善されるまではご紹介するのを控えておこうと思っていたからです。

その不具合は、本日公開されました「セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.4」で解決しました。

天使になりたくて: セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.4 が公開されました

ですので、バージョン 4.0.4 のご紹介と一緒に、こちらもご紹介した感じです。

今まで以上にベータグリッドが楽しめるようになりましたので、ぜひ活用してきましょうー!^^/
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セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.4 が公開されました

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.4 (314579) が公開されました。

セカンドライフ公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

Downloads | Second Life

今回のバージョンでは、メンテナンスビュアーの内容が公式ビュアーに取り込まれました。

Release Notes/Second Life Release/4.0.4.314579 - Second Life Wiki

今回のバージョンでの一番の大きな変更点は、

メイングリッドとベータグリッドのキャッシュが別になった

という点です。

具体的には、インベントリのキャッシュファイルの名前が、

バージョン 4.0.3 までメイングリッド、ベータグリッド共に「.inv.gz」
バージョン 4.0.4メイングリッド「.inv.gz」、ベータグリッド「.aditi.inv.gz」

と変更になっています。

メイングリッドとベータグリッドを行き来していると、インベントリの内容の表示がおかしくなってしまう(メイングリッドでベータグリッドのオブジェクトがあるように見えてしまうなど)ことがありましたが、この変更でその点が改善されました^^

今回も、合計 45 件もの変更が行なわれていますので、その辺の修正内容に該当する方は、ぜひアップデートしてみてください。
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2016年5月5日木曜日

6/15以降、TLS 1.2 をサポートしない古いビュアーでは L$ の取引が出来なくなります

2016 年 6 月 15 日以降、TLS 1.2 をサポートしていない Web ブラウザやセカンドライフビュアーでは、L$ の取引が出来なくなることが発表されました。

Update Your Web Browser to Ensure Secure Payments - Second Life

TLS(Transport Layer Security)は、以前は SSL(Secure Sockets Layer)と呼ばれていたもので、インターネットでの通信の暗号化や改ざんのチェックを提供する機能です。

Transport Layer Security - Wikipedia

インターネット上での個人情報の入力や銀行やオンラインショップなどでのお金の取引など、セキュリティーが必要な場面で使われている重要なものです。
セカンドライフでも、同様のケースで利用されています。

インターネットのセキュリティー向上のため、TLS は日々更新が行われています。

TLS の最新版は、バージョン 1.2 です。
TLS 1.2 をサポートしているかどうかは、下記のサイトで確認することが出来ます。

How's My SSL?

サイトを開いたページの「Version」の項目に「TSL 1.2」の表記があれば、その Web ブラウザは問題ありません。

TLS 1.2 をサポートしている場合

バージョンが 1.2 以前の場合は、新しい Web ブラウザにアップデートしておいてください。

TLS 1.2 以前の場合

Chrome、Firefox、Safari、Microsoft Edge などの現行の Web ブラウザの最新版では、TLS 1.2 には対応しています。


セカンドライフビュアーでも、ビュアー内蔵ブラウザで上記ページを開くことで、ビュアーで使用している TLS のバージョンを調べることが出来ます。


ビュアー内蔵ブラウザは、
  1. セカンドライフ公式ビュアーの「ミー」メニューの「環境設定」を選択して、環境設定ウインドウを開く
  2. 「セットアップ」タブを選択
  3. 「Web」の項目の「すべてのリンクに内蔵ブラウザを使用」を選択
  4. OKボタンを押す
  5. セカンドライフビュアーのアドレスバーに「https://www.howsmyssl.com/」を入力してリターンキーまたはエンターキーを押す
で開くことが出来ます。


※「すべてのリンクにマイブラウザ(Chrome、Firefox、IE)を使用」で開く外部の Web ブラウザでは、セカンドライフビュアーで使用している TLS のバージョンは分かりませんので、注意が必要です。

セカンドライフの公式ビュアーでは、最新のバージョン 4.0.3.312816 で TLS 1.2 に対応しています。


TLS 1.2 に対応した Web ブラウザや公式ビュアーを使っている場合は、6 月 15 日以降も今まで通り L$ の取引が出来ます。

もし、TLS 1.2 をサポートしていない場合は、L$ の取引が出来なくなりますので、今のうちに最新の環境に更新をしておいてください。

サードパーティー製のビュアーの場合は、それぞれのビュアー毎に、TLS 1.2 に対応しているかどうか確認しておいてください。


Firestorm ビュアーは、最新の 4.7.7 で TLS 1.2 がサポートされました。

4.7.7 以前のバージョンは TLS 1.2 には対応していませんので、6 月 15 日以降は L$ での取引が出来なくなってしまいます。

Firestorm のセキュリティーの方針次第では、バージョン 4.7.7 以前のビュアーは全てブロックされてしまう可能性もあると思われますので、もし現在 4.7.7 以前のバージョンをお使いの方は、今のうちに 4.7.7 にアップデートしておいてください。


Firestorm の場合は、公式ビュアーの更新に合わせて常に対応していますのでいいのですが、最近更新されていないような古いサードパーティー製のビュアーを使われている方の場合は、6 月 15 日以降は L$ の取引が出来なくなってしまう可能性がありますので、その辺注意が必要です。

もし、すでにサポートされていないような古いビュアーをお使いの方は、今のうちに乗り換えられることをお勧めします。
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