Making Email From Second Life (More) Reliable - Featured News - SecondLife Community
セカンドライフは、メールアドレスさえあれば、アカウントを作成することが出来ます、
これまでは、セカンドライフのサービス側では、メールアドレスが有効なものであるかどうかのチェックは行なわれていませんでした。
そのため、
- メールアドレスを間違って登録してしまった
- メールアドレスを新しいものに変更したのに、セカンドライフに登録したメールアドレスを変更していない
- 不正な目的のため、存在しないメールアドレスで登録した
メールが届かない…というだけならいいのですが、エラーになるメールの数が増えてくると、プロバイダ側では
存在しないユーザー宛に不正なメールを送ってきている
という判断をされてしまうことがあります。
この状態が続いて、その量が増えてくると、
迷惑メールの業者
と思われてしまい、リンデンラボやセカンドライフからのメールが全てプロバイダ側で遮断されてしまうということが起きてしまう場合があります。
その場合、同じプロバイダで普通に利用している他のユーザーにも、リンデンラボやセカンドライフからのメールが一切届かなくなってしまいます。
実際、過去にそういうことが何度も発生し、その度にリンデンラボは様々な対応を行なってきました。
しかしこの問題を根本的に解決するためには、最近の一般的な Web サービスのように、
メールアドレスの有効性
を確実に確認する必要があります。
新規登録者の場合は、登録する際の流れにメールアドレスの有効性を確認する手順を盛り込めばいいですので、これは比較的すぐに対応出来ます。
しかし、既存のユーザー(住人)の場合は、この手順ではもう出来ません。
そこで、セカンドライフのダッシュボード(マイアカウント)に、すでに登録済みのメールアドレスの有効性チェックを後から行なえる機能を導入して、そこを介して住人に手動で確認を行なってもらうという形をとるということが今回発表されました。
有効性チェックの手順は、下記の通りです。
- セカンドライフの公式サイトにログインする
- ダッシュボードのメニューの「アカウント」を選択
- 「Change Email Address」を選択
- 「現在のメールアドレス」欄の右側にある「確認する」(Verify)を選択
- 届いたメールに記載された確認用の URL にアクセスする
このチェックを行なうと、登録したメールアドレスは“確認済み”(Verified)の状態になります。
メールアドレスの確認を行なっていない場合、そのメールアドレスは“不正なメールアドレス”という扱いになり、今後、リンデンラボやセカンドライフのサービスからのメールが届かないようになってしまいます。
届かなくなるのは、下記のようなメールです。
- リンデンラボからのお知らせ
- セカンドライフからのお知らせ
- クレジットカードなどからの引き落としが出来なかった際のお知らせ
- オフライン時の IM(ユーザー、オブジェクト)
- オフライン時のグループ通知
- パートナーになる際の確認メール
- LindeX 取引時のメール
- マーケットプレイスで取引時のメール
- サポートチケットでのやり取りのメール
- JIRA からの通知メール
特に、プレミアムアカウントや土地などの引き落とし不能時のメールは、気付かないと
アカウント停止
になってしまう可能性もありますので、メールが来なくなってしまうと非常に危険です。
またお店などをされている方は、オフライン時のお客さんからの問い合わせの IM や来客通知などの IM などのメールが来ないということが発生してしまいますので、その辺も注意が必要です。
この手順は、使用しているアカウント全てで、個別に行なう必要があります。
複数のアカウントを複数所有している方は、それら全てのアカウントでこの作業を行なう必要があります。
メールアドレスの有効性が確認されていないアカウントに実際にメールが届かないようになるのは数ヶ月後だそうですが、なるべく早めに全てのアカウントで“確認”を行なうようにしておいてください。
※注意※
メールアドレスの有効性確認をしないとアカウントが削除されるという話が出回っているようですが、メールアドレスの有効性確認をしないからといって、アカウントが削除されることはありません。メールアドレスの有効性確認は、アカウントの生存確認ではありません。メールアドレスの有効性確認は大事なことですが、間違った情報にはご注意ください。
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