お知らせ

2020年5月から、セカンドライフの情報は仮想生活ガイドというサイトにまとめていくように変更しました。
天使になりたくてのこれまでの情報は今後も過去ログとして残しておきますけれど、新しい情報は仮想生活ガイドをご覧ください^^

2015年5月8日金曜日

アバターの情報を取得するための新しい機能が LSL に追加されました

セカンドライフのスクリプト言語 LSL(Linden Script Language)に、アバターの情報を取得するための新しい機能が追加されました。


New LSL support for Avatar Shape, Height and Hover - Second Life


今回は llGetObjectDetails に、アバターの情報を取得するための二つの機能が追加されました。

OBJECT_BODY_SHAPE_TYPEアバターの性別を取得
OBJECT_HOVER_HEIGHTアバターの Hover Height の値を取得

LlGetObjectDetails - Second Life Wiki

OBJECT_BODY_SHAPE_TYPE

OBJECT_BODY_SHAPE_TYPE では、アバターのシェイプで設定した性別に対応した値が取得出来ます。


性別
0.0女性
1.0男性

この機能を使うことで、アバターの性別がスクリプトで分かるようになります。

  • 更衣室やコミュニティなどで、アバターの性別で利用する施設を分けたい
  • 渡す商品をアバターの性別に応じて変更したい
といった場合に便利な機能です。

OBJECT_BODY_SHAPE_TYPE の値は、タイニーやメッシュアバターなどのデフォルトのシェイプが非表示になっているアバターでも、本来のアバターのシェイプに設定された性別の値が取得されます。

このため、タイニーやメッシュアバターの方は、見た目とアバターの性別が異なってしまうことがありますので、アバターの性別が必要になるケースでは注意が必要です。

OBJECT_HOVER_HEIGHT

OBJECT_HOVER_HEIGHT では、ビュアーの「Hover Height」で設定した値が取得出来ます。


値は、ビュアーで設定した値(-2.0 〜 2.0 の範囲)がそのまま取得出来ます。

ビュアーで Hover Height の設定を変更すると、値はすぐにサーバーに送られます。
ただし、サーバーとのやり取りは時間がかかりますので、設定した値が実際に LSL で取得出来るのは、少し遅れることがあります。


今回、公式ブログで紹介されたのはこの二つの機能だけですけれど、これ以外にもいろんな機能が追加されていますので、気になる方は Second Life Wiki の LSL Portal を確認してみてください。

LSL Portal - Second Life Wiki
※Secvond Life Wiki は現在、日本語のページはリンクでエラーが発生してしまいますので、英語版で閲覧されることをお勧めします。
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