お知らせ

2020年5月から、セカンドライフの情報は仮想生活ガイドというサイトにまとめていくように変更しました。
天使になりたくてのこれまでの情報は今後も過去ログとして残しておきますけれど、新しい情報は仮想生活ガイドをご覧ください^^

2016年11月18日金曜日

LSL に新機能「llGetEnv(region_max_prims)」「llGetObjectDetails(OBJECT_GROUP_TAG/OBJECT_TEMP_ATTACHED)」が追加されました

LSL(Linden Script Language)に、下記の新機能が追加されました
  • llGetEnv に「region_max_prims」パラメータが追加
  • llGetObjectDetails に「OBJECT_GROUP_TAG」「OBJECT_TEMP_ATTACHED」パラメータが追加
Release Notes/Second Life Server/16 - Second Life Wiki


llGetEnv は、SIM(リージョン)の様々な情報を取得することが出来る関数です。

LlGetEnv - Second Life Wiki

今回は、SIM の最大プリム数を取得出来る機能(region_max_prims)が追加されました。

llGetEnv(region_max_prims)


llGetEnv のパラメータに「region_max_prims」を指定することで、その SIM の最大プリム数を取得出来ます。


ここで取得出来る値は、土地情報のオブジェクトタブで確認することが出来る最大プリム数と同じです。


SIM の最大プリム数は、従来は SIM の種類(フルリージョン、ホームステッド、オープンスペース)毎に固定の値でしたが、今後は同じ種類の SIM でも異なってくる場合がありますので、この機能が追加されたのだと思われます。

天使になりたくて: メインランドの SIM で利用可能なプリム数が増量されました

SIM の最大プリム数を基準にして土地のプリム数などを管理するようなスクリプトを作られる場合は、今後は固定値では無くて、region_max_prims で取得した値を基準に処理を行うようにしてください^^


llGetObjectDetails は、オブジェクト(プリム)の情報を取得したり設定を行う関数です。

LlGetObjectDetails - Second Life Wiki

今回は、下記のパラメータが追加されました。

OBJECT_GROUP_TAGアバターのグループタグを取得する機能
OBJECT_TEMP_ATTACHEDオブジェクトが一時装着されているどうかの状態

llGetObjectDetails(OBJECT_GROUP_TAG)


OBJECT_GROUP_TAG を指定すると、アバターのグループタグを取得出来ます


グループタグは、英語はもちろん、日本語などの文字列などでも問題無く取得出来ます。
アバターがグループタグを表示していない場合や、アバターでないオブジェクトを指定した場合は、空の文字列が返されます。

スクリプトから、アバターのグループタグをチェックしたい場合に使える機能です。

llGetObjectDetails(OBJECT_TEMP_ATTACHED)


OBJECT_TEMP_ATTACHED を指定すると、指定したオブジェクトが“一時的な装着オブジェクト”かどうかの状態を取得出来ます

0通常の装着
1一時的な装着オブジェクト

“一時的な装着オブジェクト”として装着されているかどうかを、これで調べることが出来ます。


今回も、細かい部分の機能追加という感じでしたけれど、あった方がいいものばかりですので、こういった進化はこれからも続けていって欲しいですね^^
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2016年11月17日木曜日

「Web Summit 2016」にて次世代プラットフォーム「サンサール」の最新デモが行われました

リンデンラボ CEO の Ebbe Altberg(Ebbe Linden)さんは、ポルトガルの首都リスボンで 11 月 7 日から 10 日にかけて開催された「Web Summit 2016」にて、リンデンラボが現在開発中の次世代プラットフォーム「サンサール(SANSAR)」の最新デモを紹介しました。

WEB SUMMIT | LISBON 2016 | WHERE THE TECH WORLD MEETS

その模様は公式にはまだ公開されていませんが、イベントに参加されていた方が写真や動画を公開されていましたので、そちらをご紹介します^^




ツイッターでは、サンサールでのオブジェクトのレイアウト画面を紹介している画像はいくつか見られたのですが、イベントの全体像については分かりませんでした。

そんな中、唯一、イベントの内容をそのまま動画で撮影して公開されている方がいらっしゃいました。


こちらの内容を詳しく紹介していきます。

まず最初に紹介されたのは、サンサールが初めて公開された時に出てきたゴールデンゲートブリッジの場面です。


以前の映像とは違って、今回は二人のアバターが橋の上に建っています。

解説をしている Ebbe さん(左の方)は今回は操作をせずに、コンピュータの前に立っている方が一人で操作をされています。

今回は、前回の WSJDLIVE 2016 の際のような VR での操作ではなくて、セカンドライフと同様にマウスとキーボードで行っているみたいです。
つまり、サンサールは VR の環境がなくても大丈夫!ということの実演にもなっています。


橋の場面の紹介が終わったところで、画面の右側にあるメニューから「ATLAS」ボタンを押して、「ATLAS」ウインドウを開いています。


ウインドウには、サンサールの各地のサムネイル画像と「VISIT」というボタンが並んでいます。
これは、セカンドライフで言うところの「行き先ガイド」に相当するものみたいです。

ここから、次の行き先を選択すると、その行き先の読み込み画面が現れます。


ここは、セカンドライフで言うところのテレポート画面だと思います。

さきほどの「ATLAS」ウインドウやテレポート画面には、「SANSAR STUDIO」という記述があります。
これは、“リンデンラボの社名を変更する”というような意味では無くて、“社内のサンサール専門の部署(スタジオ)で制作しているもの”という意味だと思われます。


到着したのは、「HIGHLANDS」という SIM です。


この SIM は、スコットランドのハイランド地方をモデルにしたファンタジー的な情景があるところだそうです。

廃虚の建物に赤いドアがあるところが印象的な、不思議な場所になっています。


デモでは、SIM の読み込みはあっという間に終わっていました。
これは、デモ用にサーバー側の環境もローカルのパソコン上に用意していたからだと思われます。
そのため、実際のインターネット経由の環境での読み込み速度を表しているものでは無いと思います。
ただそれにしても、これだけのクオリティーのものを読み込んで表示している状態としては、かなり早いような気がします。


次の場所は、「ORIGIN CINEMA 360」です。


ここは YouTube の 360 度動画が見れる施設で、今回のデモでは GoPro で撮影された 360 度動画を映し出していました。
サンサールでも、セカンドライフと同様にお友達などと一緒に動画を楽しめるそうです。
ここは、今回が初登場の場所だと思います。


次の場所は、「MARS OUTPOST ALPHA」です。


ここは火星をイメージした SIM で、夕焼けのような世界が印象的な場所です。


次は、「TOPPLETON TOY TOWN」です。


まるで映画のセットのような、おもちゃの街のような世界の SIM です。

この街の建物は、アバターとぶつかると壊れるようになっています。

壊れ方は、セカンドライフで物理設定のプリムが動く時と同じような挙動をしています。
おそらく、サンサール上で物理エンジンが動いている様子を表したデモだと思われます。

サンサールでも物理エンジンが入ることはすでに発表されていましたが、実際にそれが動いているところが公開されたのは、今回が初めてだと思います。

現段階でこれだけ動いているということは、来年初めの一般公開の段階までには、物理エンジンも使えるような状態になっているのではないかと思われます。

サンサールの美しい景色の中を移動出来る乗り物はもちろん、美しいグラフィックスと組み合わせた様々なシミュレーションに応用出来ると思いますので、この辺も楽しみですね^^


次の場所は、「ORIGIN CINEMA」です。


ここは、アメリカの田舎にありそうな雰囲気の映画館です。
劇場の中では、YouTube の動画を見ることが出来ます。
セカンドライフの中にもこういった映画館はあちこちにありますが、同じようなことがサンサールでも出来ますよというデモのようです。


次は、画面の右側にあるメニューから「My Projects」ボタンを押して、「My Projects」ウインドウを開いています。


ウインドウには、自分が作成をしている場所が並んでいるみたいで、そこから編集する場所を選択すると、その場所のシーンが表示されます。


シーンが表示されると、画面は編集モードに切り替わります。

まるで 3D ソフトのようなモダンなデザインのインターフェースが現れて、そこから、SIM 内にオブジェクトを配置したりすることが出来るそうです。



このインターフェースはすごくいい感じに見えますので、もし使いやすそうだったら、セカンドライフの方にも反映して欲しいですね^^

編集中にそのまま別の場所へ移動しようとすると、「保存していませんが、本当に移動していいですか?」というような警告ダイアログが出てくるみたいです。


この辺も、もう現段階で作り込まれてるみたいです。


次の場所は、「EGYPTIAN TOMB」です。


ここは、エジプトで撮影された写真を使って、その施設を再現したもののようです。

狭い場所なので普通にアバターを操作するのが難しいため、ここではマウスルックのようなモードに切り替えてアバターの移動が行われています。

マウスルックのようなモードは、優先度としては低いかな?とわたしは思っていたのですが、もう現段階で入っているということですので、この辺の操作が好きな方にとっては朗報だと思います^^

動画は、この SIM の説明の途中で終わっています。

Twitter の写真では「My Projects」の場面で他のオブジェクトをレイアウトしていたりしていますので、この内容には続きがあるようなのですが、現段階で分かるのはこの動画の部分までです><

もし、Web Summit 公式の方で全編が公開されましたら、その際はまたご紹介したいと思います^^

Web Summit - YouTube


以前の情報では、来年初めに一般公開される段階ではもっと粗削りな感じのものになるイメージだったのですが、今回のデモを見る限りは、普段の生活に関しての部分は、セカンドライフと変わらない感じになりそうですね。

操作性の部分など、セカンドライフのこれまでのノウハウがちゃんと活かされているように見えますので、そういうところは安心出来そうな気がしました。

思ったより順調に進んでいるように見えますので、この分だと一般公開の段階では、ひどい評価にはならないような気がしますw

もちろん、“セカンドライフと同じ”ではユーザーはなかなか移行しないと思いますので、そこがどのように出てくるかが今後のポイントになりそうですね。

ただ、リンデンラボは今も、
  • サンサールは、将来のためのプラットフォーム。現段階ではハイスペック向け
  • セカンドライフは低スペックのユーザーも含む幅広いユーザー向けなので、今後も継続する
というスタンスは変えていませんので、サンサールが今よりいい感じで正式版になったとしても、セカンドライフが終わってしまうことはありません。

ですので、セカンドライフはセカンドライフとして、今まで通り楽しんでいくのがいいと思います^^
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2016年11月4日金曜日

メインランドの SIM で利用可能なプリム数が増量されました

メインランドの SIM で利用可能なプリム数が増量されたことが、セカンドライフ公式ブログで発表されました。


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メインランドの SIM で利用可能な最大プリム数は、下記のように変更になります。

変更前変更後比率
フルリージョン15000225001.5 倍
ホームステッド37505000約 1.3 倍
オープンスペース7501000約 1.3 倍

フルリージョンでの最大プリム数「22500」

この変更はすでに、メインランド全域に適用されています。

通常のエリアはもちろん、リンデンホームやノーチラスなどのダブルプリムの地域も同様です。

リンデンホーム

ダブルプリムの地域(1024sqmの広さの土地の場合)

公式発表は本日になりましたが、仕組み自体は、今週の火曜日(11/1)と水曜日(11/2)のローリングスタートで導入されていました。

メインランドでは、フルリージョンの地域しか一般のユーザーに土地は販売されていません。
つまり、メインランドに土地を持っている方は全て、これまでの 1.5 倍のプリムが今すぐに利用出来ます^^


「1.5 倍」と言うと少ないように感じるかもしれませんが、土地の広さが 1024sqm(平方メートル)の場合、117 プリム増えます。
8192sqm の土地なら、936 プリムも増量されます。

ダブルプリム設定の地域なら、さらにその倍です!

リンデンホームでも、従来の 117 プリムから 175 プリムに増えています。

いずれの土地も、土地の維持費には変更はありません。
残りプリムが少ないとお嘆きだった多くの方に、朗報です!^^/


今回この施策が適用されたのは、メインランドだけです。

リンデンラボでは、今回の施策をハードウェアとソフトウェア両面から技術的に可能だと判断して導入したそうですが、まずはメインランドでの利用状況などをしっかり見てから、プライベート SIM へ導入を行うそうです。

そのため、プライベート SIM への適用は、2 〜 3 ヶ月以内くらいの感じを見込んでいるそうです。

プライベート SIM に導入された際の利用可能な最大プリム数は、下記のように変更になります。

変更前変更後比率
フルリージョン1500020000約 1.3 倍
ホームステッド37505000約 1.3 倍
オープンスペース7501000約 1.3 倍

メインランドとの違いは、フルリージョンでの最大利用可能数が 20000 に制限されているということです。

プライベート SIM での最大利用可能数が制限されている理由は、下記の通りです。
  • 先月まで半年間行われていたプライベート SIM の値下げ(buy-down offer)の影響で、メインランドの資産価値が減ってしまっていたことへの対策
  • プライベート SIM 限定の追加のオプションを用意したため
プライベート SIM 限定の追加のオプションというのは、下記の内容です。

初期費用 US$30+月額 US$30 で、
フルリージョンのプリム数を 10000 追加

これにより、プライベート SIM のフルリージョンのプリム数は、

毎月の維持費US$295US$325
最大プリム数2000030000

となります。

通常の状態ではメインランドよりも見劣りしてしまいますが、月 3000 円ほどのオプションを追加することで、これまでの 2 倍もプリムが使えるようになります!
新しいメインランドの SIM と比較しても、約 1.3 倍 です。
フルリージョンのプライベート SIM をお持ちの方は、このオプションを付けた方がプリム数的にはお得になると思います^^

こちらの導入はまだしばらく先になるようですので、プライベート SIM のオーナーさんは今のうちに、レンタル方法の変更などの準備をされておいた方がいいと思います。


一番期待が高かった“維持費の値下げ”は行われませんでしたが、それに次いで要望の高かった“使えるプリム数の増量”がとうとう実現されました。

メインランドにお住まいの方は、ぜひ活用してみてください^^
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2016年10月27日木曜日

WSJDLIVE 2016 で「プロジェクト・サンサール(Project SANSAR)」のライブデモが行われました

Wall Street Journal が開催した「WSJDLIVE 2016」というイベントで、リンデンラボ CEO の Ebbe Altberg(Ebbe Linden)さんが、「DEMO: A VR CONFERENCE CALL WITH YOUR AVATAR」という講演を行いました。

WSJ.D LIVE

その中で、プロジェクト・サンサール(Project SANSAR)のライブデモが、Ebbe さん自身によって行われました。





デモは 1 分程度で、VR のヘッドセットとコントローラーを装着した Ebbe さんが、サンサールの 3D 空間の部屋にあらかじめ用意されたオブジェクトをレイアウトするという内容のものでした。

デモで行われた内容自体は、以前公開されていた動画で紹介されていたものと変わらない感じですが、サンサールのデモがリアルタイムに実演された(インターネットにも生中継された)というところは、今回が初めてで、大きな違いです。

どのくらいのスペックのパソコンが使われているかは分かりませんが、3D のオブジェクトがリアルタイムにこれだけ VR 的に動かせるなら、楽しそうな気がしますね^^


ちなみに Twitter の方では、出席者の方が撮影されたと思われる別のサンサールの画像や映像も公開されています。


こちらでは、サンサールの世界の中で複数のアバターが動いている様子を見ることが出来ます。

アバターの方も、少なくとも見た目はセカンドライフレベルには達しているみたいですね。


サンサールは、現在はまだクリエータープレビューの段階です。

天使になりたくて: 「プロジェクト・サンサール(Project SANSAR)」のクリエーター・プレビューが開始されました

一般への公開は、2017 年第一四半期(Q1)が予定されています。
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2016年10月26日水曜日

プレミアムアカウント専用の「プレミアムサンドボックス(Premium Sandbox)」に新しい SIM が追加されました

プレミアムアカウント専用の「プレミアムサンドボックス(Premium Sandbox)」に、新しい SIM が追加されました。

What’s Happening Now in Second Life - secondlife

プレミアムサンドボックスは、プレミアムアカウントの人だけが利用出来る専用のサンドボックスです。

Premium Sandboxes | Second Life

サンドボックスは、物づくりなどが出来る“砂場”のことです。

プレミアムサンドボックスにはベーシックアカウントの人は入ることは出来ませんので、一般のサンドボックスに比べて、落ち着いて物づくりなどの作業が出来ます^^

今回追加されたのは、下記の 5 つの SIM です。



いずれも、既存の一般向けに公開されている専門的なサンドボックスと同じ環境が、プレミアムアカウント用に別途用意されたものです。


Main Channel Sandbox A、BlueSteel Sandbox A、Magnum Sandbox A、LeTigre Sandbox A は、SIM 名と同じリリースチャンネルのセカンドライフサーバーでの動作確認が行えます。
リリース候補版のサーバーの機能を試したい場合に、便利なところです。

Sandbox Premium Weapons は、武器のテストが可能な SIM です。
武器が使えると、一般のサンドボックスではいたずらなどが気になるところですが、プレミアムアカウント専用ということで安心感があると思います^^


これでプレミアムサンドボックスは、全 25 SIM になりました。

地域レーティングSIM
リンデンホーム Premium 1 (Premium East) Sandbox Astutula
Sandbox Exemplar
Sandbox Pristina
Sandbox Verenda

Sandbox Mirificatio
Sandbox Formonsa
Sandbox Artifex
Sandbox Amoena
リンデンホーム Premium South 2
Sandbox Admiranda
Sandbox Prodesse
Sandbox Opportuna
Sandbox Callida
リンデンホーム Premium South 3
Sandbox Decorus
Sandbox Mirus
Sandbox Lautus
Sandbox Peritus
アダルト Zindra
Sandbox Goyer
Sandbox Bricker
Sandbox Teagano
Sandbox Colborne
専門
Main Channel Sandbox A
BlueSteel Sandbox A
Magnum Sandbox A
LeTigre Sandbox A
Sandbox Premium Weapons Testing

プレミアムアカウントで、安心して作業が出来る広い砂場をお探しの方は、この辺もぜひ利用してみてください^^
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LSL に新機能「llSitOnLink」「llSetPrimitiveParams(PRIM_ALLOW_UNSIT/PRIM_SCRIPTED_SITS_ONLY/PRIM_SIT_TARGET)」が追加されました

LSL(Linden Script Language)に、下記の新機能が追加されました
  • llSitOnLink 関数が追加
  • llSetPrimitiveParams に「PRIM_ALLOW_UNSIT」「PRIM_SCRIPTED_SITS_ONLY」「PRIM_SIT_TARGET」パラメータが追加

What’s Happening Now in Second Life - secondlife
Release Notes/Second Life Server/16 - Second Life Wiki


llSitOnLink は、“スクリプトから”アバターをプリムに座らせることが出来る機能です。

LlSitOnLink - Second Life Wiki

これまでは、スクリプトからアバターを強制的に座らせることは出来ませんでした。
llSitOnLink を使用すると、それが出来るようになります。


ただし、誰でもどこでも強制的に座らせてしまうことが出来るようになってしまうのはよくないですので、llSitOnLink が使用可能なのは、「体験(Experience)」が有効になっている土地のみに限定されています。

「体験(Experience)」は、プレミアムアカウントでかつ土地を所有しているユーザーが、その土地に対して「Experience Key」を設定した場合のみ使用可能になる機能です。

Experiences in Second Life - Second Life
天使になりたくて: セカンドライフ公式ビュアー バージョン 3.8.0 が公開されました
天使になりたくて: 「Experiences(体験)」用のコンテンツの作り方

「体験(Experience)」が有効になると、アバターを自動でテレポートさせたり、アバターに HUD やアイテムを自動的に装着させたりといったことが、スクリプトから出来るようになります。

リンデン公式のゲーム「Linden Realms」や「Paleo Quest」などでおなじみの機能です。

今回追加された llSitOnLink も、その機能の一つです。

llSitOnLink を使うと、
  • 席に自動的に座らせる
  • 自動で乗り物(ライド)に乗せて、SIM 内を観光させる
  • 罠に触れたアバターを、罠に掛かったようにして一定時間動けないようにする
といったことが出来るようになります。

これまでは、ユーザーに座ってもらわないと動かなかった乗り物も、ユーザーが近づくだけで自動的に座らせて運行を開始するといったことが出来ます。
乗り込むアニメーションと組み合わせると、より自然な体験が出来るようになるような気がします^^


llSetPrimitiveParams には、下記のパラメータが追加されています。

PRIM_ALLOW_UNSITアバターが手動でプリムから立ち上がれるかどうかを設定
PRIM_SCRIPTED_SITS_ONLYアバターが手動でプリムに座ることが出来るかどうかを設定
PRIM_SIT_TARGETアバターがプリムで座る位置を設定

LlSetPrimitiveParams - Second Life Wiki

llSitOnLink と llSetPrimitiveParams の PRIM_ALLOW_UNSIT や PRIM_SCRIPTED_SITS_ONLY を組み合わせると、完全にスクリプトからしか操作が出来ない椅子などが作成可能になります。

llSetPrimitiveParams で PRIM_ALLOW_UNSIT を FALSE に設定すると、
「立ち上がる」ボタンを押しても、
“'llSitOnLink' will not allow you to stand at this time.”
というメッセージが表示されます

llSetPrimitiveParams で PRIM_SCRIPTED_SIT_ONLY を TRUE に設定すると、
プリムのメニューから「ここに座る」を選んでも
“配置に適した表面がありません。別の場所を試してみてください。”
というメッセージが表示されます

今回追加された llSitOnLink などの新機能の詳しい仕様は、Rider Linden さんが資料を公開されています。

Espeon Experience Enabled Sits.pdf

詳しい仕組みや使い方を知りたい方は、こちらもご覧ください。
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2016年10月12日水曜日

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.1.1 が公開されました

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.1.1 (320331) が公開されました。

セカンドライフ公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

Downloads | Second Life

今回のバージョンでは、VLC Viewer の内容が公式ビュアーに取り込まれました。

Release Notes/Second Life Release/4.1.1.320331 - Second Life Wiki


今年の春、アップルは QuickTime for Windows のサポート終了を発表しました。


QuickTime 7 や QuickTime 7 Pro についてわからないことがある場合 - Apple サポート

サポートが終わってしまったソフトを使い続けるのはセキュリティー上問題がありますので、Windows では QuickTime をアンインストールすることが推奨されています。


セカンドライフでは、土地のメディアなどの再生に QuickTime を使用していましたので、このままでは動画などが表示出来ないケースが発生してしまいます。

そこで QuickTime の代替として、libVLC が採用されることになりました。


VideoLAN - libVLC media player, Open Source video framework for every OS!
libVLC - VideoLAN Wiki

libVLC は、「VLC media player」のベースとなっているオープンソースのメディアライブラリです。

VideoLAN - VLC: オフィシャルサイト - すべてのOSにフリーなマルチメディアソリューションを!

libVLC をセカンドライフビュアーに組み込むことで、QuickTime と同等の再生環境を実現することが出来ます。

利用者側としては、今までと変わらない感じで土地のメディアが利用出来ます。

その際、もう QuickTime をインストールする必要はありません。
セカンドライフビュアーだけで、様々なメディアがインワールドでも楽しむことが出来ます^^

今回、libVLC が導入されたのは Windows 版公式ビュアーだけです。
Mac では QuickTime がまだサポートされていますので、Mac OS X 版公式ビュアーでは変更はありません。

ただし Mac OS X 版も、現在開発中の 64bit 版公式ビュアーでは、QuickTime を利用している部分は libVLC に置き換えられる予定になっています。


libVLC は、QuickTime 互換のライブラリではありません。

メディアに設定しているファイル形式によっては libVLC では再生出来ない可能性もありますので、メディアで再生するものを作られている方は、libVLC をサポートしたビュアーでも再生出来るかどうか再度確認された方がいいと思います。
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