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今回のバージョンは、メンテナンスビュアーの内容が取り込まれました。
Release Notes/Second Life Release/5.0.5.326444 - Second Life Wiki
38 件もの不具合の修正や改良などが行なわれています。
主な変更点は、下記の通りです。
アクセスコントロールの改善
「地域/不動産」と「土地情報」のアクセス制限の設定が整理されて、SIM と区画の間での権限の扱い方がより明確になるようになりました。
More Control for Estate Owners! - Featured News - SecondLife Community
具体的には、「地域/不動産」に「Parcel owners can be more restrictive」という設定が追加されました。
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この設定が有効になっている場合、「地域/不動産」で設定した内容に加えて、各区画毎に追加のアクセス制限を追加することが出来ます。
SIM は誰でも自由にアクセス出来るようになっていて、各区画毎に年齢認証などのアクセス制限を行ないたいという場合は、こちらを使用します。
この設定が無効になっている場合、「地域/不動産」で設定した内容は、SIM 内の区画のアクセス制限にも影響を与えます。
この状態では、「地域/不動産」に設定した内容を土地情報側では変更することは出来ません。
各区画毎に勝手にアクセス制限を変えて欲しくない…という場合には、こちらを利用する形になるみたいです。
土地情報に追加された「(The estate owner may have limited these choice)」というメッセージは、このことを表しています。
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SIM オーナーやエステートマネージャーの方は、設定が意図した状態になっているか、再度確認をされておいた方がいいと思います^^
ちなみにバージョン 5.0.5 では、SIM オーナーやエステートマネージャーの権限が無いのに、「地域/不動産」の設定が変更出来るように見えてしまうという不具合があります。
これはそういう風に見えてしまっているだけで、権限が無い人が操作をしても、実際の内容に影響することは無いそうです。
この点に関しては、すでに次のメンテナンスビュアーでは治っていますので、近いうちに正式版でも直ると思います。
あと細かいところですが、土地情報の「許可された住人」「立ち入り禁止された住人」のところに、上限の値が表示されるようになりました。
現在は、それぞれ 300 人まで登録可能になっています。
こういう改良もいいですね^^
インベントリの改善
アウトフィットの装着物のリンクを他のアイテムに置き換える機能追加
Firestorm が独自に追加していた、アウトフィットの装着物のリンクを他のアイテムに置き換える機能が、公式ビュアーにも搭載されました!
今までは、アウトフィットに登録した装着物を他のものに入れ替えたい場合、たとえば、全てのアウトフィットに登録したスキンを新しく買ったスキンに入れ替えたいといった場合、アウトフィットを個別に装着して手動で入れ替えて保存する…ということが必要でした。
登録しているアウトフィットの数が少ない場合はこれでもいいのですが、アウトフィットの数が何十個や何百個になってくると、さすがにこれは大変な作業になってしまいます…@@
そこで Firestorm では独自に、アウトフィットの装着物のリンクを他のアイテムに置き換えてくれる機能を追加していました。
これは非常に便利な機能なため、そのまま公式ビュアーにも取り込まれることになりました^^
リンクの置き換えウィンドウ「REPLACE INVENTORY LINKS」は、下記の方法で開くことが出来ます。
- インベントリのメニューから「Replace Links」を選択
- インベントリのオブジェクトの上で右クリックして開くメニューから「Replace Links」を選択
- 「Old」に入れ換え元のオブジェクトをドラッグ&ドロップで設定
- 「New」に入れ換え先のオブジェクトをドラッグ&ドロップで設定
- 「Start」ボタンを押す
置き換え対象のものがいくつ見つかったかは、「Found ** inventory links.」と表示されます。
アウトフィットギャラリーの追加機能
アウトフィットギャラリーのフォルダーをダブルクリックすると、「マイアウトフィット」タブに切り替わり、ダブルクリックした項目と同じものが選択されるようになりました。アウトフィットギャラリーのフォルダをダブルクリックすると、 マイアウトフィットの該当項目が表示されます。 |
ゴミ箱の改善
- ゴミ箱を空にする際、これまでは確認画面を表示しないようにするオプションがありましたが、うっかりミスでゴミ箱に入ってしまったアイテムを削除してしまわないようにするために、このオプションが削除されました。ゴミ箱を空にする際は、毎回確認ダイアログで許可をする必要があります。
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- Windows では delete キーでオブジェクトを削除することが出来ましたが、これも、うっかりミスを防ぐために、この機能は削除されました。
編集ウィンドウ
テクスチャーの繰り返しをロックするオプションが追加されました。このチェックボックスを有効にすると、
- テクスチャー(拡散)
- 凸凹(ノーマル)
- 輝き(反射)
ストリーミングミュージック&メディア
ストリーミングミュージックとメディアメディアのデフォルトの音量が下げられました。これは、セカンドライフに新規登録したユーザーがログインした際に、大音量のサウンドに遭遇してしまうことを改善するための対策です。
ローカルチャットでのジェスチャーの補完機能
ローカルチャットのジェスチャーの名前の補完機能をオンオフ出来る設定が、環境設定に追加されました。ローカルチャットには、「/」を入力した後ジェスチャー名の一部を入力すると、その名称を含むジェスチャーが候補として現れる補完機能があります。
この機能を、環境設定の「チャット」タブでオンオフ出来るようになりました。
他にも、たくさんの改良や修正が含まれています。
気になる機能などがありましたら、ぜひ使ってみてください^^
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