Update Your Web Browser to Ensure Secure Payments - Second Life
TLS(Transport Layer Security)は、以前は SSL(Secure Sockets Layer)と呼ばれていたもので、インターネットでの通信の暗号化や改ざんのチェックを提供する機能です。
Transport Layer Security - Wikipedia
インターネット上での個人情報の入力や銀行やオンラインショップなどでのお金の取引など、セキュリティーが必要な場面で使われている重要なものです。
セカンドライフでも、同様のケースで利用されています。
インターネットのセキュリティー向上のため、TLS は日々更新が行われています。
TLS の最新版は、バージョン 1.2 です。
TLS 1.2 をサポートしているかどうかは、下記のサイトで確認することが出来ます。
How's My SSL?
サイトを開いたページの「Version」の項目に「TSL 1.2」の表記があれば、その Web ブラウザは問題ありません。
TLS 1.2 をサポートしている場合 |
バージョンが 1.2 以前の場合は、新しい Web ブラウザにアップデートしておいてください。
TLS 1.2 以前の場合 |
Chrome、Firefox、Safari、Microsoft Edge などの現行の Web ブラウザの最新版では、TLS 1.2 には対応しています。
セカンドライフビュアーでも、ビュアー内蔵ブラウザで上記ページを開くことで、ビュアーで使用している TLS のバージョンを調べることが出来ます。
ビュアー内蔵ブラウザは、
- セカンドライフ公式ビュアーの「ミー」メニューの「環境設定」を選択して、環境設定ウインドウを開く
- 「セットアップ」タブを選択
- 「Web」の項目の「すべてのリンクに内蔵ブラウザを使用」を選択
- OKボタンを押す
- セカンドライフビュアーのアドレスバーに「https://www.howsmyssl.com/」を入力してリターンキーまたはエンターキーを押す
※「すべてのリンクにマイブラウザ(Chrome、Firefox、IE)を使用」で開く外部の Web ブラウザでは、セカンドライフビュアーで使用している TLS のバージョンは分かりませんので、注意が必要です。
セカンドライフの公式ビュアーでは、最新のバージョン 4.0.3.312816 で TLS 1.2 に対応しています。
TLS 1.2 に対応した Web ブラウザや公式ビュアーを使っている場合は、6 月 15 日以降も今まで通り L$ の取引が出来ます。
もし、TLS 1.2 をサポートしていない場合は、L$ の取引が出来なくなりますので、今のうちに最新の環境に更新をしておいてください。
サードパーティー製のビュアーの場合は、それぞれのビュアー毎に、TLS 1.2 に対応しているかどうか確認しておいてください。
Firestorm ビュアーは、最新の 4.7.7 で TLS 1.2 がサポートされました。
4.7.7 以前のバージョンは TLS 1.2 には対応していませんので、6 月 15 日以降は L$ での取引が出来なくなってしまいます。
Firestorm のセキュリティーの方針次第では、バージョン 4.7.7 以前のビュアーは全てブロックされてしまう可能性もあると思われますので、もし現在 4.7.7 以前のバージョンをお使いの方は、今のうちに 4.7.7 にアップデートしておいてください。
Firestorm の場合は、公式ビュアーの更新に合わせて常に対応していますのでいいのですが、最近更新されていないような古いサードパーティー製のビュアーを使われている方の場合は、6 月 15 日以降は L$ の取引が出来なくなってしまう可能性がありますので、その辺注意が必要です。
もし、すでにサポートされていないような古いビュアーをお使いの方は、今のうちに乗り換えられることをお勧めします。
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