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今回のバージョンは、BugSplat ビュアーの内容が取り込まれました。
Release Notes/Second Life Release/6.1.0.524670 - Second Life Wiki
主な変更点は、下記の通りです。
- クラッシュリポーターが、Google Breakpad から BugSplat に変わりました
- ビュアーの起動プロセスの変更
BugSplat
アプリケーションが強制終了してしまった際に、
不具合を報告しますか?
というような内容が書かれたポップアップが開くことがありますよね?
これは、アプリケーションがクラッシュしたことを検知した場合に、自動的に起動される「クラッシュリポーター」と呼ばれるプログラムです。
クラッシュリポーターは、アプリケーションでクラッシュが発生した際の情報を作者に伝えて、その不具合の改善に繋げられるようにする仕組みです。
アプリケーションのクラッシュは突然起きてしまうことが多く、様々な要因が絡んでいるためになかなか再現しずらいものもあったりしますので、クラッシュリポーターで報告される情報というのは作者にとってすごく有用な情報です。
そのため、多くのアプリケーションでクラッシュリポーターが導入されています。
セカンドライフの公式ビュアーもクラッシュリポーターが内蔵されていて、ビュアーがクラッシュした際に表示されるようになっています。
これまでは、公式ビュアーのクラッシュリポーターは「Google Breakpad」を使用したリンデンラボ社内で運用されているシステムが利用されていたのですが、今回のバージョンから外部サービスの BugSplat が採用されることになりました。
Crash reporting powered by BugSplat
BugSplat は、League of Legends などのゲームや様々なアプリケーションで利用されているクラッシュリポーターです。
macOS や Windows はもちろん、Linux もサポートしています。
また、様々な開発環境もサポートしています。
集めた情報は Web 上で分かりやすい形に集計されて見れるほか、Slack や Jira などのツールとの連携機能も標準で用意されています。
リンデンラボは既存の Google Breakpad を使った社内製のシステムでは無くて、外部サービスを利用した方がよりメリットがあると判断して、今回 BugSplat が導入されることになったそうです。
今後、公式ビュアーがクラッシュした際には BugSplat のポップアップが開くことがあるかもしれませんけれど、それはリンデンラボが公式に採用している機能ですので、安心して利用してください^^
ビュアーの起動プロセスの変更
セカンドライフ公式ビュアーは、起動時に最新版があるかどうかのバージョンチェック関連の処理が行われる関係で、起動の際の仕組みは昔から何度も改良が行われていました。
前回の改良は、バージョン 5.1.0(コードネーム:Alex Ivy ビュアー)になった際に行われました。
Release Notes/Second Life Release/5.1.0.511732 - Second Life Wiki
ビュアーの動作的にはその状態でも特に問題は無いのですが、同じアイコンが二つ並んでしまうというのはやっぱり変でしたので、その後さらなる起動の仕組みの改良が行われていたのですが、今回ようやくその結果が導入されました!^^/
バージョン 5.1.0〜6.0.1 | SL_Launcher -> Second Life Viewer -> |
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バージョン 6.1.0 以降 | Second Life Viewer -> |
今回の変更で SL_Launcher は無くなりましたので、これをタスクバーや Dock に登録していた人は、そのアイコンからは起動出来なくなっているかもしれません。
その場合は、公式ビュアーのアイコンをそれらの場所に再度登録しなおしてみてください。
今回も様々な改善が行われています。
気になったところがあった方は、ぜひアップデートしてみてください^^
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