基本的には、すでに公開されている既存の動画を再編集した感じですが、ところどころに新しい映像が挿入されています。
今回は、その部分を中心に紹介していきます。
サンサールでは、自分の SIM を構築する際、あらかじめ用意されたいくつかのテンプレートを元に作成出来るようです。
- Toy Box Template layout
- Rooftop Template layout
- Living Room Ser Template layout
- Highlands Template layout
- Base Template layout
SIM では、地形を構築したり、
木などの装飾物を配置することが出来ます。
オブジェクトの配置の仕方は、セカンドライフと同様の方法のようです。
ライトを配置してライティングを行なったり、
サウンドや、
スクリプトを配置することも出来ます。
サウンドやスクリプトは、ユーザーインターフェースの見た目からは、セカンドライフの仕組みとは違う方法が採用されているように見えます。
この辺は、Unreal Engine や Unity のようなゲームエンジン的な使い方なのかもしれません。
SIM に配置可能なオブジェクトは、リンデンが公式にデフォルトで用意されているものもあるとは思われますが、それ以外のものもサンサール専用のストア「The Sansar Store」で購入することが出来ます。
サンサールストアでは、サンサール内の仮想通貨「サンサールドル(S$)」で商品を購入することが出来ます。
この辺は、セカンドライフのマーケットプレイスと同様だと思われます。
サンサールストアで購入した商品は、サンサールの SIM で利用可能になります。
もちろん、自分で作ったコンテンツをサンサール内にアップロードして利用したり、サンサールストアで販売することも出来ます。
現在は、Autodesk Maya で作った 3D モデルのみ、サンサールにアップロードすることが出来ます。
こういった感じで構築されたサンサールの SIM は、「Publish」というボタンを押すことで、公開されます。
この「Publish」という動作は、リンデンが目指している
“VR 世界での WordPress”
での記事投稿に当たるものであると同時に、SIM に配置されたものを最適化して公開するという処理を行なうためだと思われます。
セカンドライフでは SIM を公開している場合は、作っている途中段階もリアルタイムに見ることが出来ますが、サンサールではそれは全くないということになりそうな雰囲気です。
でもその場合、SIM の造成を他の人と共同で行なうといったケースは、どのようになるんでしょうね?@@
公開した SIM は、「ATLAS」ウインドウで他のユーザーからも見えるようになるみたいです。
「ATLAS」ウインドウのサムネイルには、SIM 名の他に、作者さんの名前も表示されるようですね。
リンデンのサンサールチーム「Sansar Studios」が制作した、「Zen Garden」もその一つです。
他にも、タウンホールのようなところや、
かわいらしい子供のお部屋のような場所、
美しい庭園のような場所などが紹介されています。
建物などの造形自体はセカンドライフでも十分実現可能なものばかりに見えますけれど、サンサール独自の高品質なライティングなどで、今風の美しいビジュアルになっている点はいいですね^^
ただ…、、、
アバターはどう見ても、セカンドライフから進化したように見えないところが、むむむーって感じです><
アメリカ的というか、リンデン的というか、そういうところはリンデンらしいんですけれど…、
グラフィックを売りにするなら、もうちょっと見た目がいいアバターにして欲しいですね。
ただ現時点でも、ボイスチャットでの口パク(モーフィング?)には対応しているみたいですので、アバターの基本部分はしっかり押さえてるみたいですから、
見た目の部分はこれから…、、、かな?@@
そんなこんなで、着々と“クリエータプレビュー”が進行中のサンサールですが、ようやく、
今春 パブリックベータ開始
となるそうです!
“今春”って…、、、もう 3 月ですよw
まあ一応、6 月までに公開されれば、その通りですけれど…w
遅くとも、6 月までには一般公開されるということですね。
あともう少しですね^^
ただそれでも、まだベータ版の段階です。
この雰囲気だと、正式版は秋か冬くらいになりそうな感じですね。
当初の計画より 1 年遅れくらいの感じですけれど、きちんとしたものになってきている雰囲気はありますので、これはこれでいいのかなって気がします。
ちゃんと出来てれば…、ですけどw
ちなみに、動画の最後のロゴのところに出ている
CREATED REALITY
というキャッチフレーズですが、これはサンサールのドメインや商標が取得されていた頃に、一緒にリンデンラボによって取得されていたものです。
“Created Reality”- possible contender for Project Sansar's name? | Inara Pey: Living in a Modem World
今回突然出てきたキャッチフレーズではなくて、プロジェクトの当初から考えられていたキャッチフレーズということのようです^^
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