セカンドライフ公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。
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今回のバージョンでは、メンテナンスビュアーの内容が公式ビュアーに取り込まれました。
Release Notes/Second Life Release/5.0.1.323027 - Second Life Wiki
今回は、82 件の改良が行なわれているそうです。
主な変更点は、下記の通りです。
「嫌がらせを報告する(Abuse Report)」機能の改良
迷惑行為を通報しようとして「嫌がらせを報告する」ウィンドウを開いた際に、何らかの理由でビュアーが閉じてしまった場合、これまでは次にビュアーを起動すると、通報用に撮影していた画面写真は消えてしまっていました。
せっかくタイミング良く撮影出来ていたのに…ということもあるかもしれません。
そこで、「嫌がらせを報告する」ウィンドウが開いている際に何らかの理由でビュアーが閉じてしまった場合は、次回起動時に前回の画面写真が残ったまま「嫌がらせを報告する」ウィンドウを表示出来るように改良されました。
また、ツールバーのボタンには、「嫌がらせを報告」のボタンが追加されました。
(!)マークのアイコンが、今回追加された「嫌がらせの報告」アイコンです |
容姿
容姿ウィンドウのタブを選択した状態がログアウト後も保存されて、次回ログイン時にはその状態が復元されるようになりました。
これにより、ビュアーを起動するたびに、容姿ウィンドウが「アウトフィットギャラリー」になってしまう現象は無くなりました^^
支払いダイアログ
L$ の支払いダイアログに、相手へのメッセージ(説明)を添付出来る機能が追加されました。
「説明(任意項目) 」欄に、送金先のアバターへのメッセージを記入することが出来ます。
この状態で送金を行なうと、送金元/送金先両方の通知のポップアップに、送金額と合わせて、記載したメッセージの内容が表示されます。
メッセージは、現在 ASCII コードの文字のみ使用出来るようです。
メッセージ欄には日本語も入力出来ますが、この場合は通知のポップアップに「支払えませんでした」という内容が表示されてしまいます。
「支払えませんでした」というエラーメッセージ的な文言が表示されていますが、実際には L$ の送金は行われています。
仕組み的には正しく動いているようですが、通知のポップアップのメッセージが正しく表示されていないような印象です。
今のところは、日本語の使用は避けた方がいいかもしれません。
[#BUG-40566] Paying a resident fails when using non-ASCII characters in the payment message - Second Life Bug Tracker
制作
プリムの編集の際、リンクされているオブジェクトを個別に選択している状態で、「要素を選択」を行なうことで、リンクされたプリムを順番に選択することが出来ます。
バージョン 5.0.1 からはこの機能に、プリムの面を選択している際は、プリム内の面を順番に選択することが出来るようになりました。
キーボードでの操作にも、もちろん対応しています。
戦闘(Combat)
リンデンラボは、2016 年 3 月に公開したセカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.2 で、「llTakeControls(*,FALSE,TRUE)」の挙動を変更しました。
天使になりたくて: セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.2 が公開されました
リンデンラボは、バージョン 4.0.2 で SVC-7532 に対しての改良を行ないました。
[#SVC-7532] llTakeControls(*,FALSE,TRUE) prevents left clicks from mouselook. - Second Life Bug Tracker
この変更により、戦闘で使うアイテムなどで、以前の「llTakeControls(*,FALSE,TRUE)」の挙動を前提に作られていたものが動作しなくなってしまったそうです。
事態を重く見た Firestorm などのサードパーティビュアーの開発者は、SVC-7532 に対しての修正内容を自分たちのビュアーには採用しないという決断を行ないました。
これによりサードパーティ製ビュアーでは、既存の戦闘用のアイテムが動作することが確保されました。
しかし公式ビュアーは、それ以降、それらのアイテムが使えない状況となってしまいました。
この状況が変わったのは、Horizons Experience です。
llTakeControl issue and the Horizons Experience | Inara Pey: Living in a Modem World
Horizons Experience では、公式ビュアーで採用されている挙動を元に戦闘用のアイテムが作成されました。
このアイテムが、今度はサードパーティー製ビュアーで動かなくなってしまうということが発生してしまいました。
これに対してリンデンラボは、
- Horizons Experience のスクリプトを変更する
- SVC-7532 の修正の内容を設定で ON/OFF 出来るようにする
- SVC-7532 での修正内容を破棄する
その内容が今回、公式ビュアーに導入されました。
これにより、「llTakeControls(*,FALSE,TRUE)」の挙動は、公式ビュアー バージョン 4.0.2 より前のビュアーでの挙動に戻りました。
従来の戦闘用アイテムなども、公式ビュアーでも動作するようになっているはずです^^
もし、公式ビュアー バージョン 4.0.2 〜 5.0.0 までの挙動で製品を作られている方がいらっしゃいましたら、5.0.1 以降も正常に動作するかどうかを再度確認された方がいいと思います。
代表的な変更点は、以上です。
上記以外でわたしが個人的に気になった改善点は、下記の部分です。
Second Life について
ヘルプの「Second Life について」で表示される情報が増えました。グラフィック設定などの情報も表示されるようになっています。
アウトフィット
アウトフィットの「着用中」に表示されている装着中のアイテム一覧を、クリップボードにコピー出来るようになりました。
今回も、様々な部分が改善されています。
ぜひ試してみてください^^
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