お知らせ

2020年5月から、セカンドライフの情報は仮想生活ガイドというサイトにまとめていくように変更しました。
天使になりたくてのこれまでの情報は今後も過去ログとして残しておきますけれど、新しい情報は仮想生活ガイドをご覧ください^^

2016年11月19日土曜日

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.1.2 が公開されました

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.1.2 (321518) が公開されました。

セカンドライフ公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

Downloads | Second Life

今回のバージョンでは、メンテナンスビュアーの内容が公式ビュアーに取り込まれました。

93 項目もの様々な改良と不具合の修正が行われています。

Release Notes/Second Life Release/4.1.2.321518 - Second Life Wiki

主な改善点は、以下の通りです。

Mac OS X El Capitan 以降の環境での日本語フォントの不具合を修正


Mac OS X El Capitan 以降の環境では、公式ビュアー バージョン 4.0.7 以降の日本語表示の際のフォントは、「ヒラギノ明朝 ProN W3」になっていました。

天使になりたくて: セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.7 が公開されました

このため、従来に比べて見た目的に違和感がある感じの表示だったのですが、今回このフォントが「ヒラギノ角ゴシック W3」に変更になりました。
これにより、Mac OS X El Capitan 以降の環境でも、従来と同様の表示になっています!


ほんとうにほんとうに長かったですけれど、これで公式ビュアーでの Mac での日本語表示の不具合はようやく解決しました^^

新しいバージョンのビュアーを起動した際、そのバージョンのリリースノート(変更点の一覧)がログイン画面に表示されるようになりました


これまでは、新しいバージョンのビュアーを起動しても、更新された内容のお知らせは行われていませんでしたので、そのままでは変更点は分かりませんでした。

バージョン 4.1.2 からは、新しいバージョンのビュアーを起動した場合は、ログイン画面にそのバージョンのリリースノート(更新履歴)が表示されるようになります。


この内容を見ることで、そのバージョンで行われた変更点を確認することが出来ます^^

ちなみにこの機能は、環境設定の「セットアップ」タブにある「Show Release Notes after update」の項目でオフにすることも出来ます。


“一時的な装着オブジェクト”が「着用中」の一覧に表示されるようになりました


体験(Experience)コンテンツの HUD などのアイテムや、カウンターに座ると自動的に装着されるお酒のグラスなどでよく使われている、ユーザーの新しい持ち物にはならずに一時的に装着された状態になるオブジェクトが、「着用中」の一覧に「Temporary attachments」という形で表示されるようになりました。

Linden Realms での“一時的な装着オブジェクト”

“一時的な装着オブジェクト”があるかどうかを確認したい場合は、こちらで確認してください。

現在着用しているアウトフィットから「別名で保存」でアウトフィットを作成した場合も、すぐに切り替えが出来るようになりました


現在着ているアウトフィットを「別名で保存」した場合、これまでは、新しく出来たアウトフィットと元のアウトフィットの間で、アウトフィットの切り替えが出来ないことがありました。

それがバージョン 4.1.2 では、問題無く着替えられるように改善が行われました。

Avatar Rendering Complexity の際の通知を、環境設定で“表示しないメッセージ”に出来るようになりました


Avatar Rendering Complexity では、
  • 自分が着替えた際
  • 自分が装着している Avatar Rendering Complexity の値よりも低い人が周りにいる場合
の際にポップアップで通知が行われますが、これを環境設定の「メッセージ」タブでオフに出来るようになりました。


変更出来る項目は、下記の二つです。
  • Warn me about my avatar complexity changes
  • Warn me if my avatar complexity may be too high
通知は必要ないという方は、こちらで設定を行ってください。

描画の負荷が高い HUD を装着した場合、警告メッセージが表示されるようになりました


描画の負荷が高い HUD を装着した場合、Avatar Rendering Complexity のような感じで、警告メッセージが表示されるようになりました。



警告が出る基準は、今のところ Second Life Wiki などでは公表されていませんが、ビュアーのソースファイルから確認した限りは、
  • たくさんのテクスチャーメモリが使用されている場合(上限 32000000 byte = 32MB)
  • 大きなテクスチャーがたくさん使用されている場合(上限 6)
  • たくさんのテクスチャーが使用されている場合(上限 200)
  • たくさんのオブジェクトが使用されている場合(上限 1000)
  • オブジェクトやテクスチャーの描画の負荷が高い場合
のようです。

これは、“HUD Complexity”という Avatar Rendering Complexity とは別の仕組みでチェックが行われています。

こういった描画の重い HUD への対策は、
  • クリエーターさんは、HUD の描画が軽くなるように作る
  • 利用者側は、描画の軽い HUD を探して装着する
という感じになります。

描画の重い HUD を装着しても、周りの人には影響は与えません。
影響があるのは、自分の環境のみです。

そのため、Avatar Rendering Complexity ほど深刻な影響はありませんが…、
それでも、描画が重い HUD というのはユーザーからは敬遠されると思いますので、HUD を作られる方は今後はその辺への配慮も必要になってくると思います。

「嫌がらせを報告する」ダイアログの改良


迷惑行為を通報する際の「嫌がらせを報告する」のダイアログが改良されて、スナップショットが必ず添付される方式に変更になりました。


これにより、スナップショットを添付するかどうかを選択出来たチェックボックスが、ダイアログから削除されています。

ビュアーでマイナスのチャンネルでのチャットが可能になりました


これまでのセカンドライフビュアーでは、チャットの入力欄からは、マイナスのチャンネルではチャットを利用することが出来ません。

バージョン 4.1.2 からは、「/-1 message」のような形式で、マイナスのチャンネルでもチャットが出来るようになります。

マイナスのチャンネルは、以前はビュアーからは利用出来ませんでしたので“スクリプト専用のチャンネル”として利用されていた面がありましたが、今後は通常のビュアーからも利用が出来るようになります。
そのため、チャットを利用したスクリプトを作られている方は、その辺注意が必要です。


この他にも、たくさんの変更点があります。

詳しくは、リリースノートにて確認してください^^
このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿