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天使になりたくてのこれまでの情報は今後も過去ログとして残しておきますけれど、新しい情報は仮想生活ガイドをご覧ください^^

2016年8月17日水曜日

Firestorm バージョン 4.7.9 が公開されました

Firestorm バージョン 4.7.9 (50527) が、8 月 9 日に公開されました。

Firestorm Release 4.7.9.50527! « Firestorm Viewer >> The Phoenix Firestorm Project Inc.

Firestorm の公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

今回のバージョンでは、公式ビュアーのバージョン 4.0.6 をベースとしたものになりました。

これにより、公式ビュアーの下記の要素が Firestorm にも取り込まれました。

公式ビュアーから取り込まれた主な機能

アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)


描画の負荷の高いアバターを描画しないようにして、ビュアーの表示を軽くする機能です。


「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」という値を基準にして、描画しないアバターを指定します。

詳しくは、

天使になりたくて: 描画の負荷の高いアバターを表示しないようにする「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」機能

をご覧ください。

Firestorm バージョン 4.7.9 の 「アバターの複雑さ」のデフォルトの値は、公式ビュアー バージョン 4.0.7 のものと同じ値になっています。

   超高
35000100000200000250000300000350000350000


Firestorm 独自の機能としては、「アバターの複雑さ」の値を超えたアバターは、公式ビュアーと同様に単色表示になるだけでは無くて、アバターの名前のところにそのアバターの「アバターの複雑さ」の値が表示されます。



これにより、どの程度描画の負荷がオーバーしたアバターなのかが、一目で分かるようになっています。

この辺は、公式ビュアーよりも分かりやすいと思います^^

Quick Graphics


自分好みのグラフィック設定を作成して、それを簡単に切り替えられるようにする機能です。




詳しくは、

天使になりたくて: セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.5 が公開されました

をご覧ください。

The HTTP Project


ビュアーとサーバーとの様々な通信が改善されています。
通信の安定性と信頼性が向上しています。

Firestorm オリジナルの主な改良点

Firestorm オリジナルの主な改良点は、下記の通りです。
  • KDU がバージョン 7.8 にアップデートされました
  • RLVa がバージョン 2.0 にアップデートされました
  • ログイン画面が変更されました
  • パイメニューの見た目や表示の仕方が変更されました
  • Linux では、ボイスチャットで使用されている SLVoice が提供されなくなりました。このため、Linux 版ではそのままではボイスチャットは出来ません。ボイスチャットを行いたい場合のために、デバッグ設定に Wine 経由で Windows 版の SLVoice を利用出来るオプションが追加されています。
    アドバンスメニューの「Show Debug Settings」で、
    FSLinuxEnableWin32VoiceProxy を TRUE に設定することで、
    Wine経由でWIndowsのSLVoiceが利用可能になります。

今回のバージョンでは、Mac と Linux では Havok を搭載したセカンドライフ用の Firestorm は用意されていません

理由は、
  • Mac は、RLVa のアップデートの際、Havok とコンフリクト(衝突)を起こしてしまったため。
  • Linux は、ビュアー側の Havok の機能(メッシュアップロード、Pathfinding)を使うユーザーがほとんどいないため。セカンドライフ用 32bit Linux 版 Firestorm ビュアーは開発終了。
だそうです。

Havok がビュアーに搭載されないことで、下記の機能でビュアー側の Havok を使用している部分が動作しなくなります。
  • メッシュアップロード
  • Pathfinding

これらの環境でビュアー側の Havok の機能を使いたい方は、公式ビュアーを使用してくださいとのことです。

今後 Firestorm では、

セカンドライフ用(Havok)32bitセカンドライフ用(Havok)64bitOpenSim用(Havok無し)32bitOpenSim用(Havok無し)64bit
Windows×
Mac×××
Linux××

が公開されます。

この状況は、公式ビュアーが 64bit 対応になって、64bit 版の Havok ライブラリがサードパーティーに提供されるまで続く予定です。
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