お知らせ

2020年5月から、セカンドライフの情報は仮想生活ガイドというサイトにまとめていくように変更しました。
天使になりたくてのこれまでの情報は今後も過去ログとして残しておきますけれど、新しい情報は仮想生活ガイドをご覧ください^^
ラベル AIS V3 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル AIS V3 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年7月6日水曜日

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.6 が公開されました

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.6 (315555) が公開されました。

セカンドライフ公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

Downloads | Second Life


今回のバージョンでは、Inventory Message ビュアーの内容が公式ビュアーに取り込まれました。

Release Notes/Second Life Release/4.0.6.315555 - Second Life Wiki

これにより、インベントリ(持ち物)用の古い通信機能が、公式ビュアーから削除されました。


インベントリ用の通信機能は、これまで二回刷新されています。

導入時期Inventory API バージョン通信方式公式ビュアー対応バージョン仕様
-最初のバージョンUDP-
2011 年 1 月v2HTTP2.5.1
2014 月 6 月v3HTTP3.7.9

現在のビュアーでは、Inventory API v3(Agent Inventory System v3 / AISv3)という仕様に基づいた通信が使われています。

今回削除されたのは、2011 年以前に利用されていた、古いインベントリ用の通信機能です。

公式ビュアーでは、2011年 1 月に導入された Inventory API v2(AISv2)以降はこの API は使用されていなかったのですが、HTTP プロジェクトでの“UDP 通信の廃止”の方針に基づいて、公式ビュアーに残っていたこの古い仕様の部分も削除されることになりました。


今回はビュアー側の機能が削除されただけですが、近い将来、サーバー側も今回削除された部分に関連した機能が削除されることになっています。

公式ビュアーでは既に使われていない機能ですので、この変更で何か影響を受けるということはありません。

ただし、サードパーティービュアーの中で、もう長い間更新をされていないビュアーや、古い仕様のまま動き続けているビュアーの場合は、今後はインベントリ(持ち物)を扱うことが出来なくなってしまいますので、注意が必要です。

そういったビュアーをお使いの方は、サーバー側で機能が削除されてしまう前に、ビュアーの乗り換えなどを検討された方がいいと思います。
このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年11月9日日曜日

次のバージョンの Firestorm について

公式ビュアーに様々な新機能が搭載されて、今まで以上に快適な環境になっていますので、次のバージョンの Firestorm にも期待が集まっているところだとは思いますが…、

次のバージョンではそれらの新機能などが含まれないことが、Firestorm の公式サイトで発表されました。


Be careful what you wish for << Firestorm Viewer - The Phoenix Firestorm Project Inc.

含まれない機能は、下記の通りです。
※含まれない機能として「CDN」と書かれていますが、Firestorm でも CDN からのデータの受け取りは出来ているようですので、実際は「HTTP パイプライン」のことみたいです。

Firestorm にリンデンの公式ビュアーのコードを取り込むのは、Firestorm 独自の機能との調整などもありますので、すぐには出来ません。
安定性や、リンデンコードを取り込むことによる新しいバグが無い状態を確保するため、次のバージョンではこれらの機能の導入を見送ったみたいです。

もちろん、これらの機能を取り込むための作業は行っていくそうですので、次のバージョンに含まれなくても悲観することはないそうです。

Firestorm の方も書かれていますが、もし上の機能を使ってみたい方は、Firestorm でそれらがサポートされるまでは、リンデンの公式ビュアーを使われることをお勧めします。
このエントリーをはてなブックマークに追加